[雑記] たまにはのんびりと…
夏の暑さのままにクーラーをつけたり消したりしているまぐろです。
ここのところ非常にだらけてます。
◇ 徒然なるまま…
世間ではお盆休みだったらしいんですが、日本人がお盆に混み合うのが好きなのかなんなのか判りませんが、よく混んでるところに行くなぁ…と個人的には思ってしまいます。
(わざわざ混んでいる時期に混んでいるところに行ってナニが楽しいんだろう。と)
だったら最初から空いている時、行ける時に行けばいいじゃない。と思うのですが、
どうもそういうもんじゃないらしくて(予定とか皆が集まるとか)、この辺り、ふつーの人と感覚がずれてるのかなとも思います。
でもやっぱりなんでお盆?なんでそこで疲れてるわけ?という考えは変わらないです。
さて、昨日はナニをやってたか?寝てました〜。
一昨日はナニをやってたか?寝てました〜。
……
いや、だって外は雨ですし、ゲームはやる気ないですし…(一時期のあのやる気はなんだったのか?)
昨日、一昨日は眠りやすい気温で夏の疲れを一気に解消するかのごとく、ごろごろごろごろ…∞…してました。
(眠りの世界に誘われてました……
お蔭様で本日は非常に快調です。)
そういえば…昔(ウン十年前)、兄に『よくゲームばっかりやってられるな』と言われた記憶がありますが、今ではその気持ちが良く判ります。
もっとも今ですと、『よく山ばっかり登ってられるな?』かもしれませんが。
いずれにしても、興味のないヒトにとっては、興味の対象が違うので不思議に思うのも無理からぬ話で、
例えば自分がいけ花とかを一生懸命やってるヒトとかを見れば、同じ気持ちになるんではないかと思います。
◇ だからなんだ。
と言われると困るのですが(徒然なるまま…ですので)、
ふと思い起こせば、今年は富士山も登った。尾瀬にも行った。アルプス方面(南だけですが)にも行った。冬山体験もした。山小屋にも泊まった。
ということで今年は頑張りすぎだろー。あちぃ時期は一旦、お休みしてもいいんじゃないか?そんな風にも思ってます。
そんなことより前の記録(尾瀬とか鳳凰とか…その他諸々)をなんとかしなさい。なんですが、前の状態を見ればお判りのように、やーる気ないんすよね〜。
そんな訳で今年の山行という点については、随分とははさんの様子にも後押しされた形で登ってましたが、
そろそろペースダウンしてもいいんじゃないかな。そんな風にも思ってます。
感動出来ない状態で山に行っても疲れるだけで意味がない。とも思うからです。
◇ オレ流
一時期、流行ってましたね。>オレ流
基本的にA型のせいか、ルールを勝手に作るのが性分らしくて、どうでもいいところにもルールを作ります。
で、最近(でもないけど)、思うこと。
やっぱりコメントつけてくれた人にはきっちりコメント書くのがルールだよなぁ…
(もっとも何度もコメント付くとうざいので敢えて放置。てのもあると思いますが)
基本だと思うんですけど、どうもそうでないヒトもいるらしい。
自分はものすごーく失礼だと思うので、誰かしらからコメントを頂いた際にはきっちりレスをつけているハズです。
で、自分がもしある記事にコメントつけたのにレスがないとしたら…こんな風に思いますねぇ。
『んー、このヒト反応ないなー。じゃあコメントするのを止めよう』
こんな感じでしょうか。
もっとも、たまーにレス期待なしのゴミコメントもあったりしますが、ほとんどは相手のレスを期待している、
あるいはやりとりを期待する訳で(そこがおかしい?)、レスがないとなんか拍子抜けしてしまいます。
後はマルチポストとかも気になりますね。
知らせたいのは判るけど、自分なんかは"なんだかなぁ…"と興ざめしちゃうタイプなので。
ま、色んな考え方のヒトが居るわけで、世の中、広いなぁ…と思ったりします。
# てかネットの基本だと思うんだけどなぁ…この辺り。
ここのところ非常にだらけてます。
◇ 徒然なるまま…
世間ではお盆休みだったらしいんですが、日本人がお盆に混み合うのが好きなのかなんなのか判りませんが、よく混んでるところに行くなぁ…と個人的には思ってしまいます。
(わざわざ混んでいる時期に混んでいるところに行ってナニが楽しいんだろう。と)
だったら最初から空いている時、行ける時に行けばいいじゃない。と思うのですが、
どうもそういうもんじゃないらしくて(予定とか皆が集まるとか)、この辺り、ふつーの人と感覚がずれてるのかなとも思います。
でもやっぱりなんでお盆?なんでそこで疲れてるわけ?という考えは変わらないです。
さて、昨日はナニをやってたか?寝てました〜。
一昨日はナニをやってたか?寝てました〜。
……
いや、だって外は雨ですし、ゲームはやる気ないですし…(一時期のあのやる気はなんだったのか?)
昨日、一昨日は眠りやすい気温で夏の疲れを一気に解消するかのごとく、ごろごろごろごろ…∞…してました。
(眠りの世界に誘われてました……
お蔭様で本日は非常に快調です。)
そういえば…昔(ウン十年前)、兄に『よくゲームばっかりやってられるな』と言われた記憶がありますが、今ではその気持ちが良く判ります。
もっとも今ですと、『よく山ばっかり登ってられるな?』かもしれませんが。
いずれにしても、興味のないヒトにとっては、興味の対象が違うので不思議に思うのも無理からぬ話で、
例えば自分がいけ花とかを一生懸命やってるヒトとかを見れば、同じ気持ちになるんではないかと思います。
◇ だからなんだ。
と言われると困るのですが(徒然なるまま…ですので)、
ふと思い起こせば、今年は富士山も登った。尾瀬にも行った。アルプス方面(南だけですが)にも行った。冬山体験もした。山小屋にも泊まった。
ということで今年は頑張りすぎだろー。あちぃ時期は一旦、お休みしてもいいんじゃないか?そんな風にも思ってます。
そんなことより前の記録(尾瀬とか鳳凰とか…その他諸々)をなんとかしなさい。なんですが、前の状態を見ればお判りのように、やーる気ないんすよね〜。
そんな訳で今年の山行という点については、随分とははさんの様子にも後押しされた形で登ってましたが、
そろそろペースダウンしてもいいんじゃないかな。そんな風にも思ってます。
感動出来ない状態で山に行っても疲れるだけで意味がない。とも思うからです。
◇ オレ流
一時期、流行ってましたね。>オレ流
基本的にA型のせいか、ルールを勝手に作るのが性分らしくて、どうでもいいところにもルールを作ります。
で、最近(でもないけど)、思うこと。
やっぱりコメントつけてくれた人にはきっちりコメント書くのがルールだよなぁ…
(もっとも何度もコメント付くとうざいので敢えて放置。てのもあると思いますが)
基本だと思うんですけど、どうもそうでないヒトもいるらしい。
自分はものすごーく失礼だと思うので、誰かしらからコメントを頂いた際にはきっちりレスをつけているハズです。
で、自分がもしある記事にコメントつけたのにレスがないとしたら…こんな風に思いますねぇ。
『んー、このヒト反応ないなー。じゃあコメントするのを止めよう』
こんな感じでしょうか。
もっとも、たまーにレス期待なしのゴミコメントもあったりしますが、ほとんどは相手のレスを期待している、
あるいはやりとりを期待する訳で(そこがおかしい?)、レスがないとなんか拍子抜けしてしまいます。
後はマルチポストとかも気になりますね。
知らせたいのは判るけど、自分なんかは"なんだかなぁ…"と興ざめしちゃうタイプなので。
ま、色んな考え方のヒトが居るわけで、世の中、広いなぁ…と思ったりします。
# てかネットの基本だと思うんだけどなぁ…この辺り。
[山] 富士の明と暗(その3)(富士山)
【登山日】2008年7月13日〜14日
【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】山頂(久須志神社)〜駒ケ岳(山頂郵便局)〜剣ヶ峰〜小内院〜久須志神社〜(下山道標識経由)〜八合目〜本七合目(見晴館)〜七合(太陽館)〜(砂走り経由)〜砂払五合〜須走口新五合目---(バス90分)---新松田駅
(1:10(剣)〜0:50(お鉢)〜1:40(七) 計3:40)
(ガイド(予測)では 0:30〜0:20〜0:30〜0:20(お鉢)〜0:55〜0:20〜0:35〜1:00〜0:30 計5:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、酸素少ないのが好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
正直なところ、ここから先の山行記録はあまり気が進まなかったりします。
理由はこれから記述する内容を読むと徐々に判ってくるかと思います。コースタイムもそのまま放置しており、山行記録としてはいかんと思う反面、あまり参考にすらならないんではないか。とも思っています。(ここからは完全に自分の記憶のみです。)
天使が降りてきそうな雲海の景色に誘われ、風が強いけど当初予定通りお鉢めぐりに行こうとします。
しかし、さすがに富士山頂は何合目というレベルとはまるで別次元のような空気の薄さで(500m程度でこんなに違うのか?と思いました)、かつ風のせいでかなり体感温度が低い。
宿から約3時間の登り、そして寝不足も重なった中での疲労もあったのですが、じっとしていてもそれはそれで寒い。そんな訳ではるか先には剣ヶ峰と思しき場所を見つけ奮い立たせて足を動かします。まずは祭ってある神社のようなところへと…うーむ…風がびゅーびゅー吹いてて身体がすっ飛ばされそうなんですが…
横にある、雪の残った"お鉢"を眺めながら、硬い岩を伝って、風のため、雲の霧が流れていく登山道を歩いていきます。飛ばされないように体勢を低くして登り、ほどなくして無事目的地へ。うーむ…大したところでもないなぁ…次行こう、次。
強風の中、非常に心もとない柵を横目に日本一の高さのある剣ヶ峰へと進みます。稜線では柵はなく風の直撃をくらうので、なるべく風の弱そうな時を狙って慎重に行動します。
30〜40分ほど行動すると、石造りの郵便局が見えてきました。疲労の色が濃くなったのでここで風を避けながら休憩。郵便局でココで葉書でも出したかったのですが、強風の状況の中、そんな余裕もなくとりあえずグッズを一通り買いあさるわたし。
建物の外には弱っているめたぼくんがおり、いよいよ酸素ボンベを口にしております。自分はというと確か8合目あたりで羊羹を食べたきり食物を口にしていなかったので、エネルギーが出ていない。と判断し、ここでおにぎりをそそくさと食べます。
疲労は残っているものの、それなりに動ける状態になってきたので富士山頂郵便局を後にします。右手にお鉢を眺めながら歩いていくと、上の方に堅牢な建物が見え、その手前には今までよりやや急な坂が見えます。あれのぼるんすか…了解…
しかし…この坂、通常であればやや急勾配の坂ではあるものの、のんびりあるけばなんてことない…と言う感じでした。
が、この高度でこの坂。空気を吸ってもなーんだか濃度が薄いといいますか、酸素吸ってない。て感じがするんですよねぇ…
ですので、広い道をジグザグには登ろうとするのですが、ジグ…とならないウチに一休み。そしててきとーに一休み。などと繰り返しておりました。
そして息も絶え絶えになりながら到着した先には…次の道標がありました。(逆光でちょい見づらいですが)
『あ、あれ?これが実は剣ヶ峰すか?』
第一印象はそんな感じでした。
(実はこの時、山頂とは思っていなかったりします
)
道標でようやっと日本一の高さの場所であることに気づきます。なるほど…先ほどのきつい坂道も、この建物が測候所であることも"ああ、そういえば…"と後付けで納得します。
さらにここには展望台なる場所があり、ハシゴの上にコンクリートで出来た見晴台があるのですが、疲労と人が居るのと若干めんどくさいのがブレンドして行くのを断念しました。
ここでちょうどスタート地点から半分。時間は1時間10分程度掛かっており、また同じような道のり半分をゲンナリしながら巡ります。ここからのお鉢を巡っていると、ここまできた道のりよりもさらにアップダウンが激しい気がしました。めたぼくんも疲れがかなり蓄積しているようで、登りになると時折酸素ボンベを取り出してそれを吸いながらのろのろと歩きます。
自分はといいますと空気の薄さを呪いつつ、なんとなくその薄さもまた味だなぁ…クセになるなぁ…とどこかで考えている自分も居て、Mっ気がかなりあるのかも…と思ったりしながら苦しい坂を上り下りしておりました。
めたぼくんの調子を測りながら、しっかりした足取りのおばさんグループに追い越されたり、かと思えばおじさん2人組と抜きつぬかれつしながら、お鉢めぐりを始めて2時間後、やっと元の場所に戻ってきました。元の場所に戻るちょっと手前で下の景色を見ておりましたが、富士五湖のひとつ(山中湖?)が見えました。
結構、疲れたので、山頂の山小屋のひとつに入り、めたぼくんは紅茶、自分はコーンポタージュを頂きます。コーンポタージュを頂きながら朝弁当のおにぎりを頂きますが…うーむ…ちと堅いなおにぎりー。晩飯のカレーのご飯と足して割るとちょうどいいのに…。一方、めたぼくんはあまり食欲はないようで紅茶だけすすります。
ココで疲労のためか、今までの仕打ち(なんだ仕打ちて)のせいか、ちょっとした発言や事項が気になり不機嫌になるわたし…(余裕があれば流したんでしょうが…ガキだなと我ながら思います) 飲み物を飲み終え、下山ルートへと向かいます。
下りは景色が非常に良く見える下山道で足場は砂地(火山灰系の)。歩いているといい具合に砂や土がクッションになって砂埃が発生するものの(なるほどマスクはここでの粉塵対策に使うのか…)なんだか心地よい感じでいい気になってさっさと降りようとします。
が、下に降りるにつれ石が混じるようで、調子に乗って歩いてるとコケそうだなと思い、若干ペースダウン。
ご来光を目指していたので、途中途中の山小屋で押し損ねた焼印を押してもらいながら、本七合ではチップ料の安い見晴館でトイレ休憩をします。
七合目に下ってくるころには火山灰の感触、ふみ具合に飽きてきて、くだりでの足の疲労も溜まって踏ん張り具合も悪く、これからまた砂走りかよ〜という面持ちになっておりました。空気はというと山頂から比べたらはるかに酸素の量が多いので名残惜しさすら感じつつ下山をしておりました。
七合目までで約1:40。焼印やゆったりしすぎのトイレ休憩を考えると結構、速いペース。七合目のベンチは行きの時と同様、強風が吹いてて、座っててもしゃーないので先に進みますか。と休憩を切り上げます。
七合目からも相変わらずの砂地。先には登っていくブルドーザが見えます。"あれは乗せてくれないだろー?"と冗談を言いながら、いよいよ砂走りの場所に来ました。
砂走りの入り口は意外と急で、踏ん張りの効かない足だとまずい感じ。本日約7時間の山行での疲労蓄積の中、若干踏ん張りの効かない足でかろうじて下に降りるわたし。くわばらくわばら…と思ったその時。後ろから
『イテテ
』
との声が!ナニゴト?!と思って振り返るとそこには片足を痛めて足を引いているめたぼくんの姿が…
どうやら捻挫したらしい。とのこと。
さらにその足で降りようとして、不安に思いながら様子を見ていると、地面にこぶがあるところでめたぼくんの足首が不自然な方向に曲がるのを見てしまいました。直後、その場でへたり込むめたぼくん。
直ぐに駆け寄り杖等を使ってゆっくり下山できるか、また七合目まで戻れるか確認します。
たまたまめたぼくんがテープを持っていたため、それを巻こうとして足首を見るとくるぶしがものすごく腫れていました。
馴れない手つきでテープをぐるぐる巻きにし、このままではいかんと思い、下山は無理そうなので、とりあえず七合目に移動すべく砂走りの砂地から脱出。そこから移動できなさそうなので、ここで待っているように告げ、慌てて七合目まで移動するわたし。急いで行こうとしてもそこは標高3000mの世界。疲労もあり息を切らしながらなんとか七合目につくとそこの山小屋のヒトに事情を話し、措置を相談します。するとまず警察に連絡してくれとのこと。
(そうすると山岳警備隊と連絡がついて降りることが出来るということらしい)
電波の届くところが山小屋近辺であることより、そこから警察に電話を掛けたところ、お役所だからなのか、退職間近なのか判りませんが、のんびりしたじーさんが出て、その話を要約すると山岳警備隊が到着するまでは早くて3時間掛かってしまうとのこと。
また先ほどめたぼくんと話していたブルドーザの件も話してみたところ、それも選択肢の一つだから山小屋のヒトとも相談してほしい。とのこと。
(ここまで話すのに住所はなんだ、事象はなんだとものすごーく時間が掛かりました)
再び山小屋のヒトに相談し、小屋に居たか○だ兄弟の一人のようなにーちゃんに"ブルは数十万掛かるよ?"といわれつつも、まずは七合目まで連れてきて休憩させることになりました。山小屋の若いガタイのいいにーちゃんと自分とで肩を貸して、めたぼくんを七合目の山小屋までなんとか連れてきました。
最初に提示された値段にびびったものの、か○だ兄弟似の人はいいヒトのようで頂上に向かったブルに連絡し、ここからブルで運んでいただけるとのこと(タダじゃないけど…)ただし七合目にたどり着くまでは約1時間掛かるという話でした。
それまで山小屋で休憩させて頂くことになり、そこでじぃーっと待つこと1時間とちょっと。途中、宿で一緒だった、下山途中の親子連れ3人の息子さんとおとーさんと出会い、事情を話すとなんとなくすまなそうに彼らが下山したりしているうち、頂上からブルが到着し、小屋前まで乗り上げてきました。
小屋の若い人々は小屋のゴミをブルに乗せて、最後に我々2人が小屋の人に助けられながらブルに乗り込み、七合目を後にしました。ありがとう山小屋のヒト。次に来た時は宿泊客として来ますよ…
ブルには既に先客がおり、若いおねーちゃんが3人、おばちゃんが1人、おじさんが2,3人と言った具合で、その人たちは純粋に仕事だったり、山小屋にバイトで来てて、下山するために乗ってたりと様々でした。
初めて乗ったブルの印象はといいますと…"すげー揺れておっこちるんじゃないか?"そんな感じでした。むろん運転はすべてバック。知ってはいたものの、目の前で実際に運転されるとスゴイな〜と思いました。
運転手さんはかなり気のイイ感じのヒトのようで、色んなヒトに首が疲れるとか運転手やってみない?とか話を振ってました。
ちなみにブルのギア(アクセル?)にウサギとカメのマークがあるのを今回初めて知りました。運転手さんがたまにタバコを吸ったりしながら運転すること1時間。やっと五合目に到着。…と思いきやブルは駐車場の方に停車していて、若干、バスから離れているため、若いおねーちゃん1人が車でバス停まで送ってってくれました。(1分程度でしたが)
そこから新松田駅のバスに間に合いそうだったのでそれに乗ろうとしたらバスがもう出そうなところ。後から歩いて追いついたおねーちゃんがバスを足止めしてくれてなんとか14:20のバスに乗り込みました。
おねーちゃん方にお礼を言って(ホントに感謝!)、バスの車中では宿で一緒だったおばちゃん2人組とちょっとお話をし、新松田で下車。そこからめたぼくんは近くの整形外科に行くと言う。付き添いで行くべきかめたぼくんに確認したところ、十分だとのこと。大丈夫かな…と思いつつもそこで別れ、自宅へと帰途に着きました。
--------------
今…改めてあの時のことを考えると自分の取った行動は果たしてベストだったのか?色んなコトが頭をよぎります。
計画として(山頂まで時間が掛かったとは言え)、7時間に達してしまう山行はめたぼくんのレベルで妥当だったのか?7時間という時間はめたぼくんがベストの時のギリギリのタイムだったのではなかったのか?もしそうであれば、もっと休憩をタイミングよくとって足の回復を図るなり、ペースを落とすべきではなかったのか?事故時の対応としてテーピングやその方法、湿布をしっかり持っておくべきじゃなかったのか?事故発生後の対応は妥当だったのか?もっとケアをすべきではなかったのか?たまたま彼が怪我しただけで自分も踏ん張りが効かなかったら同じメにあっていたのではないだろうか?単独行だったらどう行動すべきだったのか?…
今回の山行は登頂はしているものの、明らかに"失敗"で、非常に苦々しい経験をしました。
また今後もそういったことに遭遇する可能性を秘めていると思います。その際にどうすべきなのか?どういった準備、心構えが必要なのか、山行レベルはどうか?今回のことを思い出すと改めて準備、心構え、行動に気を引き締めなければならないと教えられた気がします。(終)
(後記)
医者に診てもらったところ、めたぼくんの右足は捻挫ではなくて骨折。とのことでした。
(中の細い骨を捻じってしまったようです)
先日、彼は1週間程度入院し、お見舞いに行ってきました。今は既に退院し、抜糸も済んでおります。とはいうものの治るまではまだまだ時間が掛かるようで半年コースのようです…
【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】山頂(久須志神社)〜駒ケ岳(山頂郵便局)〜剣ヶ峰〜小内院〜久須志神社〜(下山道標識経由)〜八合目〜本七合目(見晴館)〜七合(太陽館)〜(砂走り経由)〜砂払五合〜須走口新五合目---(バス90分)---新松田駅
(1:10(剣)〜0:50(お鉢)〜1:40(七) 計3:40)
(ガイド(予測)では 0:30〜0:20〜0:30〜0:20(お鉢)〜0:55〜0:20〜0:35〜1:00〜0:30 計5:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、酸素少ないのが好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
正直なところ、ここから先の山行記録はあまり気が進まなかったりします。
理由はこれから記述する内容を読むと徐々に判ってくるかと思います。コースタイムもそのまま放置しており、山行記録としてはいかんと思う反面、あまり参考にすらならないんではないか。とも思っています。(ここからは完全に自分の記憶のみです。)
天使が降りてきそうな雲海の景色に誘われ、風が強いけど当初予定通りお鉢めぐりに行こうとします。
しかし、さすがに富士山頂は何合目というレベルとはまるで別次元のような空気の薄さで(500m程度でこんなに違うのか?と思いました)、かつ風のせいでかなり体感温度が低い。
宿から約3時間の登り、そして寝不足も重なった中での疲労もあったのですが、じっとしていてもそれはそれで寒い。そんな訳ではるか先には剣ヶ峰と思しき場所を見つけ奮い立たせて足を動かします。まずは祭ってある神社のようなところへと…うーむ…風がびゅーびゅー吹いてて身体がすっ飛ばされそうなんですが…
横にある、雪の残った"お鉢"を眺めながら、硬い岩を伝って、風のため、雲の霧が流れていく登山道を歩いていきます。飛ばされないように体勢を低くして登り、ほどなくして無事目的地へ。うーむ…大したところでもないなぁ…次行こう、次。
強風の中、非常に心もとない柵を横目に日本一の高さのある剣ヶ峰へと進みます。稜線では柵はなく風の直撃をくらうので、なるべく風の弱そうな時を狙って慎重に行動します。
30〜40分ほど行動すると、石造りの郵便局が見えてきました。疲労の色が濃くなったのでここで風を避けながら休憩。郵便局でココで葉書でも出したかったのですが、強風の状況の中、そんな余裕もなくとりあえずグッズを一通り買いあさるわたし。
建物の外には弱っているめたぼくんがおり、いよいよ酸素ボンベを口にしております。自分はというと確か8合目あたりで羊羹を食べたきり食物を口にしていなかったので、エネルギーが出ていない。と判断し、ここでおにぎりをそそくさと食べます。
疲労は残っているものの、それなりに動ける状態になってきたので富士山頂郵便局を後にします。右手にお鉢を眺めながら歩いていくと、上の方に堅牢な建物が見え、その手前には今までよりやや急な坂が見えます。あれのぼるんすか…了解…
しかし…この坂、通常であればやや急勾配の坂ではあるものの、のんびりあるけばなんてことない…と言う感じでした。
が、この高度でこの坂。空気を吸ってもなーんだか濃度が薄いといいますか、酸素吸ってない。て感じがするんですよねぇ…
ですので、広い道をジグザグには登ろうとするのですが、ジグ…とならないウチに一休み。そしててきとーに一休み。などと繰り返しておりました。
そして息も絶え絶えになりながら到着した先には…次の道標がありました。(逆光でちょい見づらいですが)
『あ、あれ?これが実は剣ヶ峰すか?』
第一印象はそんな感じでした。
(実はこの時、山頂とは思っていなかったりします
)
道標でようやっと日本一の高さの場所であることに気づきます。なるほど…先ほどのきつい坂道も、この建物が測候所であることも"ああ、そういえば…"と後付けで納得します。
さらにここには展望台なる場所があり、ハシゴの上にコンクリートで出来た見晴台があるのですが、疲労と人が居るのと若干めんどくさいのがブレンドして行くのを断念しました。
ここでちょうどスタート地点から半分。時間は1時間10分程度掛かっており、また同じような道のり半分をゲンナリしながら巡ります。ここからのお鉢を巡っていると、ここまできた道のりよりもさらにアップダウンが激しい気がしました。めたぼくんも疲れがかなり蓄積しているようで、登りになると時折酸素ボンベを取り出してそれを吸いながらのろのろと歩きます。
自分はといいますと空気の薄さを呪いつつ、なんとなくその薄さもまた味だなぁ…クセになるなぁ…とどこかで考えている自分も居て、Mっ気がかなりあるのかも…と思ったりしながら苦しい坂を上り下りしておりました。
めたぼくんの調子を測りながら、しっかりした足取りのおばさんグループに追い越されたり、かと思えばおじさん2人組と抜きつぬかれつしながら、お鉢めぐりを始めて2時間後、やっと元の場所に戻ってきました。元の場所に戻るちょっと手前で下の景色を見ておりましたが、富士五湖のひとつ(山中湖?)が見えました。
結構、疲れたので、山頂の山小屋のひとつに入り、めたぼくんは紅茶、自分はコーンポタージュを頂きます。コーンポタージュを頂きながら朝弁当のおにぎりを頂きますが…うーむ…ちと堅いなおにぎりー。晩飯のカレーのご飯と足して割るとちょうどいいのに…。一方、めたぼくんはあまり食欲はないようで紅茶だけすすります。
ココで疲労のためか、今までの仕打ち(なんだ仕打ちて)のせいか、ちょっとした発言や事項が気になり不機嫌になるわたし…(余裕があれば流したんでしょうが…ガキだなと我ながら思います) 飲み物を飲み終え、下山ルートへと向かいます。
下りは景色が非常に良く見える下山道で足場は砂地(火山灰系の)。歩いているといい具合に砂や土がクッションになって砂埃が発生するものの(なるほどマスクはここでの粉塵対策に使うのか…)なんだか心地よい感じでいい気になってさっさと降りようとします。
が、下に降りるにつれ石が混じるようで、調子に乗って歩いてるとコケそうだなと思い、若干ペースダウン。
ご来光を目指していたので、途中途中の山小屋で押し損ねた焼印を押してもらいながら、本七合ではチップ料の安い見晴館でトイレ休憩をします。
七合目に下ってくるころには火山灰の感触、ふみ具合に飽きてきて、くだりでの足の疲労も溜まって踏ん張り具合も悪く、これからまた砂走りかよ〜という面持ちになっておりました。空気はというと山頂から比べたらはるかに酸素の量が多いので名残惜しさすら感じつつ下山をしておりました。
七合目までで約1:40。焼印やゆったりしすぎのトイレ休憩を考えると結構、速いペース。七合目のベンチは行きの時と同様、強風が吹いてて、座っててもしゃーないので先に進みますか。と休憩を切り上げます。
七合目からも相変わらずの砂地。先には登っていくブルドーザが見えます。"あれは乗せてくれないだろー?"と冗談を言いながら、いよいよ砂走りの場所に来ました。
砂走りの入り口は意外と急で、踏ん張りの効かない足だとまずい感じ。本日約7時間の山行での疲労蓄積の中、若干踏ん張りの効かない足でかろうじて下に降りるわたし。くわばらくわばら…と思ったその時。後ろから
『イテテ
』
との声が!ナニゴト?!と思って振り返るとそこには片足を痛めて足を引いているめたぼくんの姿が…
どうやら捻挫したらしい。とのこと。
さらにその足で降りようとして、不安に思いながら様子を見ていると、地面にこぶがあるところでめたぼくんの足首が不自然な方向に曲がるのを見てしまいました。直後、その場でへたり込むめたぼくん。
直ぐに駆け寄り杖等を使ってゆっくり下山できるか、また七合目まで戻れるか確認します。
たまたまめたぼくんがテープを持っていたため、それを巻こうとして足首を見るとくるぶしがものすごく腫れていました。
馴れない手つきでテープをぐるぐる巻きにし、このままではいかんと思い、下山は無理そうなので、とりあえず七合目に移動すべく砂走りの砂地から脱出。そこから移動できなさそうなので、ここで待っているように告げ、慌てて七合目まで移動するわたし。急いで行こうとしてもそこは標高3000mの世界。疲労もあり息を切らしながらなんとか七合目につくとそこの山小屋のヒトに事情を話し、措置を相談します。するとまず警察に連絡してくれとのこと。
(そうすると山岳警備隊と連絡がついて降りることが出来るということらしい)
電波の届くところが山小屋近辺であることより、そこから警察に電話を掛けたところ、お役所だからなのか、退職間近なのか判りませんが、のんびりしたじーさんが出て、その話を要約すると山岳警備隊が到着するまでは早くて3時間掛かってしまうとのこと。
また先ほどめたぼくんと話していたブルドーザの件も話してみたところ、それも選択肢の一つだから山小屋のヒトとも相談してほしい。とのこと。
(ここまで話すのに住所はなんだ、事象はなんだとものすごーく時間が掛かりました)
再び山小屋のヒトに相談し、小屋に居たか○だ兄弟の一人のようなにーちゃんに"ブルは数十万掛かるよ?"といわれつつも、まずは七合目まで連れてきて休憩させることになりました。山小屋の若いガタイのいいにーちゃんと自分とで肩を貸して、めたぼくんを七合目の山小屋までなんとか連れてきました。
最初に提示された値段にびびったものの、か○だ兄弟似の人はいいヒトのようで頂上に向かったブルに連絡し、ここからブルで運んでいただけるとのこと(タダじゃないけど…)ただし七合目にたどり着くまでは約1時間掛かるという話でした。
それまで山小屋で休憩させて頂くことになり、そこでじぃーっと待つこと1時間とちょっと。途中、宿で一緒だった、下山途中の親子連れ3人の息子さんとおとーさんと出会い、事情を話すとなんとなくすまなそうに彼らが下山したりしているうち、頂上からブルが到着し、小屋前まで乗り上げてきました。
小屋の若い人々は小屋のゴミをブルに乗せて、最後に我々2人が小屋の人に助けられながらブルに乗り込み、七合目を後にしました。ありがとう山小屋のヒト。次に来た時は宿泊客として来ますよ…
ブルには既に先客がおり、若いおねーちゃんが3人、おばちゃんが1人、おじさんが2,3人と言った具合で、その人たちは純粋に仕事だったり、山小屋にバイトで来てて、下山するために乗ってたりと様々でした。
初めて乗ったブルの印象はといいますと…"すげー揺れておっこちるんじゃないか?"そんな感じでした。むろん運転はすべてバック。知ってはいたものの、目の前で実際に運転されるとスゴイな〜と思いました。
運転手さんはかなり気のイイ感じのヒトのようで、色んなヒトに首が疲れるとか運転手やってみない?とか話を振ってました。
ちなみにブルのギア(アクセル?)にウサギとカメのマークがあるのを今回初めて知りました。運転手さんがたまにタバコを吸ったりしながら運転すること1時間。やっと五合目に到着。…と思いきやブルは駐車場の方に停車していて、若干、バスから離れているため、若いおねーちゃん1人が車でバス停まで送ってってくれました。(1分程度でしたが)
そこから新松田駅のバスに間に合いそうだったのでそれに乗ろうとしたらバスがもう出そうなところ。後から歩いて追いついたおねーちゃんがバスを足止めしてくれてなんとか14:20のバスに乗り込みました。
おねーちゃん方にお礼を言って(ホントに感謝!)、バスの車中では宿で一緒だったおばちゃん2人組とちょっとお話をし、新松田で下車。そこからめたぼくんは近くの整形外科に行くと言う。付き添いで行くべきかめたぼくんに確認したところ、十分だとのこと。大丈夫かな…と思いつつもそこで別れ、自宅へと帰途に着きました。
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今…改めてあの時のことを考えると自分の取った行動は果たしてベストだったのか?色んなコトが頭をよぎります。
計画として(山頂まで時間が掛かったとは言え)、7時間に達してしまう山行はめたぼくんのレベルで妥当だったのか?7時間という時間はめたぼくんがベストの時のギリギリのタイムだったのではなかったのか?もしそうであれば、もっと休憩をタイミングよくとって足の回復を図るなり、ペースを落とすべきではなかったのか?事故時の対応としてテーピングやその方法、湿布をしっかり持っておくべきじゃなかったのか?事故発生後の対応は妥当だったのか?もっとケアをすべきではなかったのか?たまたま彼が怪我しただけで自分も踏ん張りが効かなかったら同じメにあっていたのではないだろうか?単独行だったらどう行動すべきだったのか?…
今回の山行は登頂はしているものの、明らかに"失敗"で、非常に苦々しい経験をしました。
また今後もそういったことに遭遇する可能性を秘めていると思います。その際にどうすべきなのか?どういった準備、心構えが必要なのか、山行レベルはどうか?今回のことを思い出すと改めて準備、心構え、行動に気を引き締めなければならないと教えられた気がします。(終)
(後記)
医者に診てもらったところ、めたぼくんの右足は捻挫ではなくて骨折。とのことでした。
(中の細い骨を捻じってしまったようです)
先日、彼は1週間程度入院し、お見舞いに行ってきました。今は既に退院し、抜糸も済んでおります。とはいうものの治るまではまだまだ時間が掛かるようで半年コースのようです…
[山] 富士の明と暗(その2)(富士山)
【登山日】2008年7月13日〜14日
【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】新松田駅---(バス90分)---須走口新五合目〜(鳥居)〜長田山荘〜六合〜七合(太陽館)〜本七合(見晴館)〜八合目(江戸屋)〜本八合(トモエ館)〜九合〜山頂
(1:20(長)〜0:50(六)〜1:00(太)〜0:45(見(泊))〜0:30(八)〜0:30(本八)〜1:10(九)〜0:45(頂) 計6:50)
(ガイド(予測)では 0:40〜1:00(長)〜0:50(六)〜0:35〜0:45(太)〜0:50(見(泊))〜0:30(八)〜0:25(本八)〜0:50(九)〜0:35(頂) 計7:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、火山灰好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
鳳凰三山から戻ってきてふとももがひどい筋肉痛のため、小型のノートPCでゴロゴロしながら昔の日記を書いているまぐろです。
このぶろぐも本来であれば、山行記録としての役割が大きかったハズなのですが、段々と人間観察の割合が多くなっている気がします
(今回は富士山の後半を書きたいと思ったのですが、長すぎるため、その2としました。)
宿に到着して支払いを済ませ、部屋の様子を見るとまだ1組の夫婦しか居ませんでした。とりあえず入り口入ってすぐ目の前にある、自分たちのテーブルを店の人に提示され、その場所を確保。ふーやれやれ…
ここでくつろぎながら今日の出来事でもめたぼくんとお話ししようかと思ったら、隣で瞑想にふけっているような様子。どうしたのか聞いてみると、ちょっと気持ちが悪い。とのこと。どうやら高山病にかかったらしい。とはいえ別に重症という訳でもなかったので、瞑想するめたぼくんをそのままに、夫婦な方々は特に大した話をしている訳でもしようとする様子もなさげでしたので、独りビールを頼んで、持参した柿ピーで一杯やっておりました。
今日の山行記録をまとめつつ、登りのペースを計算していると、遅いペースかなと思われていたのが、実は45分程度速かったことに気づき、なるほど…高所への馴れに対応し切れてないめたぼくんが気持ち悪くなるのも若干頷けました。ペース配分はもうすこし落としても良かったのだな。と今更ながらに気づきます。
メモを取っている間におばちゃん2人組やおっさん3人衆、息子だけがでかい荷物を背負っている親子連れ3人組、11人の団体さんが続々と入ってきました。
自分たちの前には親子連れ3人組が座り、そのまま黙々として居るのも何かと思い、せっかく持ってきた"食べる酸素"の試食も兼ねて親子連れに話し掛けてみました。
伺ってみるとどうやら成人した息子さんがご両親をいろんな山に連れてっているらしく、その前は屋久島に行ったとのこと。で、今回も富士山に登るのにご両親は20L程度の軽いザックで息子さんは80Lはありそうな、テント泊でも軽く対応出来るのでは?と思われるでかいザックを背負っているとのこと。ほぅ…なかなか出来た息子さんですな。と感心。
そこで屋久島の話が出たのでさらに聞いてみると、どうやらシュラフを持って小屋に泊まったそうで、朝の縄文杉はなかなかイイ。とのこと。さらに宮之浦岳と縄文杉をめぐるコースについても息子さんはなかなか詳しくて色々と丁寧に教えてくれました。
そのうち、彼の父親がタバコを吸うようでライターの火が着くか、確認しておりましたが、火が着かない様子。息子さん曰く、富士山の標高の高いところでは電子ライターはおろか、ガスバーナーも着き辛い…らしい。当初、山頂あるいは小腹が空いたらコンロでラーメンでも作ってしのごうかと思ってましたが、持ってこなくて良かったなぁ…と思いました。
(注:あとから別HPのFAQを見てたら"建前上は"禁止事項らしい。ますます持ってこなくて良かったかなと思いました)
そんなやりとりをしているウチにめたぼくんも瞑想(?)から覚めて屋久島談義に混じります。そういえば確か8月末に単独で縄文杉に見に行くとか行かないとか…言ってたなぁ…
でも自分でまだ現地の場所調査もしていないようなのにアレコレと場所について突っ込んで話を聞いてもなぁ…という感じがしてハラハラしながら見ておりました。
(もうちょい場所について勉強した後に聞くべき話な感じがしてちょっと恥ずかしかったです。)
部屋の中がやや薄暗くなり始めるとお待ちかねの晩御飯の時間。晩御飯は定番のカレーライス。2つ並列に並んでいたテーブルはいつの間にか全部人で埋まっており、さらに自分たちの右横には4,5人の男女の若いもんグループが食事直前に予約なしで入ったらしく、宿の人がテーブルをひとつ、延長して対応しておりました。
出てきたカレーはれとると風味のカレーでして、ご飯はやや柔らかめ。でもご飯の量は超一流!(2人分くらい?)といった具合で、ま、こればかりは山小屋だし、自分がれとると作るのでもあんま変わらんし…orz…と思いながら頂きます。
食事後、入った時は案内されていなかった寝る場所の割り当てがいよいよ発表されます。寝場所は2段ベッドの横がものすごーく長くなった感じ…といいますか、押入れの横を広くしてしつらえた…といいますか、そんな感じの場所で自分たちは1Fの一番奥の場所に割り当てられました。
混んでいるため、1畳2人で布団は2人で1枚。という話でした。
出た!尾瀬で聞いてた話再現か?!(ちなみに尾瀬で聞いていたのは"目刺し(1畳に3人…
)")
せっかく混んでいる土曜日はずしたのになぁ…きっと寝ることは出来まい…
そう思いながらもそれに従わざるを得ないので、宿のにーちゃんにご来光を目指すには何時に出たらよいか?と質問を投げます。
これについては宿のオーナーからは2時くらい。との回答。それを聞いてめたぼくんに"1時半起床"の旨を告げるわたし。元々ご来光に転んでも良いようなプランで考えていたため、朝弁当を注文済みで特に問題なし。翌日の夕方からは雨がちらつくような天気らしくダメ元でご来光を目指します。
次に焼印について確認したところ、宿泊客だとタダで焼印してくれるらしく、しかも夜にまとめて焼くとのこと。なるほど。ちなみにオーナーはなんかとぼけた感じのオーナーで若い衆(バイト)は明るく頑張っている。そんな感じの小屋でした。
明日は晴れるかな?そんなことを思いながら外をうろついて寝室に戻り、自分は一番壁際にめたぼくんはその隣になり、朝も早いのでとっとと寝に掛かります。寝ようとしたときに、心拍数があがったままになっていることに気づき…うーむ…これあかんなぁ…120回は確実に打ってるなぁ、大丈夫かな?そんな風に思いながらドキドキしてる心臓をなんとかなだめようとします。
(どうにも出来ない訳ですが…
)
が…それはそうとめたぼくん…君、2/3くらい場所占有してるから…
おれ、寝返りうてねーし。とちょっとイラッとしながら他の人々が寝につく様子を見ていると1畳に1人だったり3人だったりとまばらな感じに見受けられます。うーむ…なんだか寝室の配置の段取り悪いのかなぁ…不公平だよなぁ…そんな風に思いながらお休みグッズその1のゴルフボールを背にツボを押しながら頑張って眠れるよう努力します。
そんな努力を試すかのように今度はめたぼくんからのいびき攻撃。おぃ〜!!貴様、なかなか眠れないんじゃなかったのか!しかもこの中で一番いびきがでかいぞ!!もう貴様とは絶対に一緒の小屋では寝ない!!そう心に誓いながらお休みグッズその2のデジタルプレイヤーに逃げます。
じめっとした布団(これは週末泊もあったのでしゃーない…)、めたぼくんのひどい寝返り、いびきの三重奏に苛まれながら、必死に寝ようと努力すること5時間。
朝1時になってもうこれは寝るのは無理だと諦め、予定より30分早いのですがめたぼくんを起こして出かける支度を始めます。
気になっていた心拍数は若干速いものの高度に馴れたのか、自分が心拍数の速い音に馴れたのか判りませんが、妙なドキドキ感はほぼ消え去っていました。
寝床から食事を取っていた場所に移動すると他にもご来光目当ての人が居て準備をしていました。…とそこで寝ている小屋のヒト発見。ものすごく広いスペースが開いてるんですが…
むぅ…この広さだったら自分たちもこっちで寝かせてよ…そう思いながら朝のお弁当を取り、外に出ます。…とモノスゴイ風! 昨日までは爽やかな空気の中、明日は晴れるか?なんて感じの穏やかさだったのにこれは台風の後ですか?そんな感じの風が吹いておりました。確認した外の状況からレインウェア上下も装備し、ヘッドライトをつけ外に出ます。出発は1:30。
夜の山行…すなわちナイトハイクは今回初の経験で、ヘッドライトを装着後、軽く食べ物を口にしゆっくりと動くようにします。が、起き掛けのためか、暗いせいなのか、思った以上に火山灰風な足場に足を取られ、岩につまづきややバランスを崩しながらあがくように先に進みます。
やはり昼間とは違いうまく足元に光を当ててゆっくり進まないと足場の確認が出来なくて危険。と思いながら、ペースが乱れてることに気づき、宿まで来る時のペースを思い出しながら、速くなりがちなペースを元に戻します。
AM2:00。八合目の下江戸屋に到着。相変わらず風が強く、風を避けようと小屋の前に移動…と思ったらココにも意外とヒトは多く、小屋の端っこに移動しながら休憩を取ります。小屋の前ではDQN達がフラッシュ焚いて写真を撮影しており、あまつさえ狭いのに道を塞ぐ形になっていました。そう見えてしまったのは彼らもマナーとしてどうかと思いますが、今にして思えば、自分も寝不足と5時間のイライラが鬱積して余裕がなかったように思います。
少し休憩して息が整ったところで再び山頂に向けて歩き出します。道は暗かったので見えづらいのですが、若干岩が多めの同じような道であろうと推測されます。たまにめたぼくんを前に出してペースを作らせますが、この付近になると心拍数の上がる速度が前よりもさらに速いため、つづらの折り返し毎に立ち休憩を入れるように声を掛けます。
AM2:30。本八合目に到着。ここには胸突江戸屋とトモエ館があります。ここからは吉田口との合流地点なのでヒトの数が結構増え、上を見るとヘッドライトの光が多くなってきます。小腹が空いてきたので、食事を摂るためしばし休憩。しかしながら風は強風。ベンチ等には風除けはあろう筈もなく、朝ご飯…と行きたいところでしたが体感温度がかなり低くなっているので、さっと食べられる羊羹を口にほおばりエネルギー源の摂取完了。寒さと疲労回復のバランスを考慮しつつ、休憩を取り、出発します。
本八合目あたりから、登山道から眼下に街の夜景が広がっているのが見えてきます。
その景色はナイトハイクをしないと判らない、幻想的な世界が広がっておりました。何度か撮影をしようと試みましたが、うまく光が入らずに真っ暗な写真を量産する結果となってしまいました。
そんな景色を堪能して暫くするとAM3:00に八合五勺の御来光館に到着。八合目の下江戸屋や本八合目のトモエ館ではまだ営業していなかったのですが、ここでは既に焼印の営業をしていたので、早速お願いし、焼印を押してもらいました。
ココから後は頂上までは山小屋なし。登山道を見上げると本八合目から見たヘッドライトの数よりさらに増えておりました。4:30くらいが日の出時間。段々とびみょーな時間になってきていることに若干の焦りを感じつつ、休憩もそこそこに出発。
道は火山灰が多かった感じからそこそこ大き目の岩が混じってきてちょっと危ないかなと思われましたが、上に行けば行くほどヘッドライトの数が増えているため、周りの景色はそこそこ見えて歩くには不自由しない状態となってきました。
…というより、"ご来光渋滞"に予想通り巻き込まれまして、進行が遅くなってきました。とりあえず追い越し出来る所は先に追い越して進むと、途中、宿で会った親子組3人の内の2人(息子さんとお父さん)に出会いました。後の一人のお母さんは既に上の方にいるとのこと。元気だなぁ…
のろのろとした歩行の中、途中にはレインウェアを着て坂道に倒れこんでいる外国のヒトなんかを見掛けましたが(多分ペース配分を誤っていたモノと思われました)、九合目の鳥居まで到着。よく見ると犬連れで登っている人も居るらしい…だから登山に獣はやめれとゆーてるのに…
九合目を抜けたのがAM3:40。あと1時間弱で日の出。そしてすっかり動きが鈍くなっている行列。予定では35分程度で山頂に着くはずでしたが、このままでは間に合わない。なるべく前に前にと行こうと進み、明るくなっていく空を背負いながら、山頂でご来光を拝もうと躍起になっていました。
道も段々と岩場登りのような階段となっており、前の人を見ていると踏み外したりよろめいていたりと危なっかしいことこの上なく見えました。
なるべくよろめいているような人を避けつつ、空気がかなり薄くなった中を息を切らせながらよじ登り、日の出まで残り10分!久須志神社の鳥居をくぐっていよいよ山頂というところまで残り10段程度となったところで荒くなっていた息を整え、じっくりと進み登頂!!なんとか激しい高山病等に見舞われることなく、富士山登頂という目標を達成。この時、AM4:33。九合目から約1時間と時間が掛かってしまいましたが、なんとかご来光には間に合った模様です。
(周りの人の話ですと、AM4:36がこの日の日の出だったらしく、3分前というきわどさでした。30分早めに登っていなければアウト!でした…
)
『ゴッゥゥウゥウウーー』という風が轟音を立てる中、日の出が見える場所を選び東の空にカメラを構えます。
この轟音の風の中、長時間待っていたらえらいことになっていたなぁ…と不幸中の幸いと思いつつ、足元を見ると山に覆われる雲海の素晴らしさ!不意を付かれてこれに感動します。なかなか素晴らしい景色でした。
(2枚とも大きい写真になっております。)
またご来光前の東の空は…といいますと、雲が結構あってびみょーな雰囲気。ご来光見えるのだろうか…?と思ったら出てきました。う〜む…
一応、ご来光…なんすかねぇ…ご来光だよなぁ…となんとも言えないような空気の中、太陽が昇ってきました。周りでは各々ご来光を見て喜ぶ声。はしゃぐ人々が見えます。さらになぜか石碑の近辺には1人用とおぼしき赤いテントが張られていました…アレ?テントって良かったっけ?
強い風ですっかり身体が冷え込んでしまったため、焼印を入れに浅間神社の建物の中に避難。焼印は300円。値段もちょっとグレードアップしたなと思ったら、赤い印+お守りのようなモノを頂きました。なるほど。値段がちょっとだけ高い理由が判りました。
さてここからはせっかくここまで登ってきたのでお鉢めぐりへ…と考えていましたが、さすがに1時半から歩いてて、おまけに一睡もしていない最悪のコンディション。
そのため、いったん休憩と行きたかったのですが、寝不足の変なテンションのためか、山頂の混雑した山小屋をみたせいか、冷え切った身体のせいかは判りませんが、ちょっと進むことにしました。
座る場所にも悩んでしまう強風の中、素晴らしい雲海、そして天使が舞い降りてきそうな景色を眺め、その景色に誘われるかのようにお鉢めぐりに向かいます。(続)
(雲海の写真はすべて大きな写真になっております。)

【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】新松田駅---(バス90分)---須走口新五合目〜(鳥居)〜長田山荘〜六合〜七合(太陽館)〜本七合(見晴館)〜八合目(江戸屋)〜本八合(トモエ館)〜九合〜山頂
(1:20(長)〜0:50(六)〜1:00(太)〜0:45(見(泊))〜0:30(八)〜0:30(本八)〜1:10(九)〜0:45(頂) 計6:50)
(ガイド(予測)では 0:40〜1:00(長)〜0:50(六)〜0:35〜0:45(太)〜0:50(見(泊))〜0:30(八)〜0:25(本八)〜0:50(九)〜0:35(頂) 計7:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、火山灰好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
鳳凰三山から戻ってきてふとももがひどい筋肉痛のため、小型のノートPCでゴロゴロしながら昔の日記を書いているまぐろです。
このぶろぐも本来であれば、山行記録としての役割が大きかったハズなのですが、段々と人間観察の割合が多くなっている気がします
(今回は富士山の後半を書きたいと思ったのですが、長すぎるため、その2としました。)
宿に到着して支払いを済ませ、部屋の様子を見るとまだ1組の夫婦しか居ませんでした。とりあえず入り口入ってすぐ目の前にある、自分たちのテーブルを店の人に提示され、その場所を確保。ふーやれやれ…
ここでくつろぎながら今日の出来事でもめたぼくんとお話ししようかと思ったら、隣で瞑想にふけっているような様子。どうしたのか聞いてみると、ちょっと気持ちが悪い。とのこと。どうやら高山病にかかったらしい。とはいえ別に重症という訳でもなかったので、瞑想するめたぼくんをそのままに、夫婦な方々は特に大した話をしている訳でもしようとする様子もなさげでしたので、独りビールを頼んで、持参した柿ピーで一杯やっておりました。
今日の山行記録をまとめつつ、登りのペースを計算していると、遅いペースかなと思われていたのが、実は45分程度速かったことに気づき、なるほど…高所への馴れに対応し切れてないめたぼくんが気持ち悪くなるのも若干頷けました。ペース配分はもうすこし落としても良かったのだな。と今更ながらに気づきます。
メモを取っている間におばちゃん2人組やおっさん3人衆、息子だけがでかい荷物を背負っている親子連れ3人組、11人の団体さんが続々と入ってきました。
自分たちの前には親子連れ3人組が座り、そのまま黙々として居るのも何かと思い、せっかく持ってきた"食べる酸素"の試食も兼ねて親子連れに話し掛けてみました。
伺ってみるとどうやら成人した息子さんがご両親をいろんな山に連れてっているらしく、その前は屋久島に行ったとのこと。で、今回も富士山に登るのにご両親は20L程度の軽いザックで息子さんは80Lはありそうな、テント泊でも軽く対応出来るのでは?と思われるでかいザックを背負っているとのこと。ほぅ…なかなか出来た息子さんですな。と感心。
そこで屋久島の話が出たのでさらに聞いてみると、どうやらシュラフを持って小屋に泊まったそうで、朝の縄文杉はなかなかイイ。とのこと。さらに宮之浦岳と縄文杉をめぐるコースについても息子さんはなかなか詳しくて色々と丁寧に教えてくれました。
そのうち、彼の父親がタバコを吸うようでライターの火が着くか、確認しておりましたが、火が着かない様子。息子さん曰く、富士山の標高の高いところでは電子ライターはおろか、ガスバーナーも着き辛い…らしい。当初、山頂あるいは小腹が空いたらコンロでラーメンでも作ってしのごうかと思ってましたが、持ってこなくて良かったなぁ…と思いました。
(注:あとから別HPのFAQを見てたら"建前上は"禁止事項らしい。ますます持ってこなくて良かったかなと思いました)
そんなやりとりをしているウチにめたぼくんも瞑想(?)から覚めて屋久島談義に混じります。そういえば確か8月末に単独で縄文杉に見に行くとか行かないとか…言ってたなぁ…
でも自分でまだ現地の場所調査もしていないようなのにアレコレと場所について突っ込んで話を聞いてもなぁ…という感じがしてハラハラしながら見ておりました。
(もうちょい場所について勉強した後に聞くべき話な感じがしてちょっと恥ずかしかったです。)
部屋の中がやや薄暗くなり始めるとお待ちかねの晩御飯の時間。晩御飯は定番のカレーライス。2つ並列に並んでいたテーブルはいつの間にか全部人で埋まっており、さらに自分たちの右横には4,5人の男女の若いもんグループが食事直前に予約なしで入ったらしく、宿の人がテーブルをひとつ、延長して対応しておりました。
出てきたカレーはれとると風味のカレーでして、ご飯はやや柔らかめ。でもご飯の量は超一流!(2人分くらい?)といった具合で、ま、こればかりは山小屋だし、自分がれとると作るのでもあんま変わらんし…orz…と思いながら頂きます。
食事後、入った時は案内されていなかった寝る場所の割り当てがいよいよ発表されます。寝場所は2段ベッドの横がものすごーく長くなった感じ…といいますか、押入れの横を広くしてしつらえた…といいますか、そんな感じの場所で自分たちは1Fの一番奥の場所に割り当てられました。
混んでいるため、1畳2人で布団は2人で1枚。という話でした。
出た!尾瀬で聞いてた話再現か?!(ちなみに尾瀬で聞いていたのは"目刺し(1畳に3人…
)")
せっかく混んでいる土曜日はずしたのになぁ…きっと寝ることは出来まい…
そう思いながらもそれに従わざるを得ないので、宿のにーちゃんにご来光を目指すには何時に出たらよいか?と質問を投げます。
これについては宿のオーナーからは2時くらい。との回答。それを聞いてめたぼくんに"1時半起床"の旨を告げるわたし。元々ご来光に転んでも良いようなプランで考えていたため、朝弁当を注文済みで特に問題なし。翌日の夕方からは雨がちらつくような天気らしくダメ元でご来光を目指します。
次に焼印について確認したところ、宿泊客だとタダで焼印してくれるらしく、しかも夜にまとめて焼くとのこと。なるほど。ちなみにオーナーはなんかとぼけた感じのオーナーで若い衆(バイト)は明るく頑張っている。そんな感じの小屋でした。
明日は晴れるかな?そんなことを思いながら外をうろついて寝室に戻り、自分は一番壁際にめたぼくんはその隣になり、朝も早いのでとっとと寝に掛かります。寝ようとしたときに、心拍数があがったままになっていることに気づき…うーむ…これあかんなぁ…120回は確実に打ってるなぁ、大丈夫かな?そんな風に思いながらドキドキしてる心臓をなんとかなだめようとします。
(どうにも出来ない訳ですが…
)
が…それはそうとめたぼくん…君、2/3くらい場所占有してるから…
おれ、寝返りうてねーし。とちょっとイラッとしながら他の人々が寝につく様子を見ていると1畳に1人だったり3人だったりとまばらな感じに見受けられます。うーむ…なんだか寝室の配置の段取り悪いのかなぁ…不公平だよなぁ…そんな風に思いながらお休みグッズその1のゴルフボールを背にツボを押しながら頑張って眠れるよう努力します。
そんな努力を試すかのように今度はめたぼくんからのいびき攻撃。おぃ〜!!貴様、なかなか眠れないんじゃなかったのか!しかもこの中で一番いびきがでかいぞ!!もう貴様とは絶対に一緒の小屋では寝ない!!そう心に誓いながらお休みグッズその2のデジタルプレイヤーに逃げます。
じめっとした布団(これは週末泊もあったのでしゃーない…)、めたぼくんのひどい寝返り、いびきの三重奏に苛まれながら、必死に寝ようと努力すること5時間。
朝1時になってもうこれは寝るのは無理だと諦め、予定より30分早いのですがめたぼくんを起こして出かける支度を始めます。
気になっていた心拍数は若干速いものの高度に馴れたのか、自分が心拍数の速い音に馴れたのか判りませんが、妙なドキドキ感はほぼ消え去っていました。
寝床から食事を取っていた場所に移動すると他にもご来光目当ての人が居て準備をしていました。…とそこで寝ている小屋のヒト発見。ものすごく広いスペースが開いてるんですが…
むぅ…この広さだったら自分たちもこっちで寝かせてよ…そう思いながら朝のお弁当を取り、外に出ます。…とモノスゴイ風! 昨日までは爽やかな空気の中、明日は晴れるか?なんて感じの穏やかさだったのにこれは台風の後ですか?そんな感じの風が吹いておりました。確認した外の状況からレインウェア上下も装備し、ヘッドライトをつけ外に出ます。出発は1:30。
夜の山行…すなわちナイトハイクは今回初の経験で、ヘッドライトを装着後、軽く食べ物を口にしゆっくりと動くようにします。が、起き掛けのためか、暗いせいなのか、思った以上に火山灰風な足場に足を取られ、岩につまづきややバランスを崩しながらあがくように先に進みます。
やはり昼間とは違いうまく足元に光を当ててゆっくり進まないと足場の確認が出来なくて危険。と思いながら、ペースが乱れてることに気づき、宿まで来る時のペースを思い出しながら、速くなりがちなペースを元に戻します。
AM2:00。八合目の下江戸屋に到着。相変わらず風が強く、風を避けようと小屋の前に移動…と思ったらココにも意外とヒトは多く、小屋の端っこに移動しながら休憩を取ります。小屋の前ではDQN達がフラッシュ焚いて写真を撮影しており、あまつさえ狭いのに道を塞ぐ形になっていました。そう見えてしまったのは彼らもマナーとしてどうかと思いますが、今にして思えば、自分も寝不足と5時間のイライラが鬱積して余裕がなかったように思います。
少し休憩して息が整ったところで再び山頂に向けて歩き出します。道は暗かったので見えづらいのですが、若干岩が多めの同じような道であろうと推測されます。たまにめたぼくんを前に出してペースを作らせますが、この付近になると心拍数の上がる速度が前よりもさらに速いため、つづらの折り返し毎に立ち休憩を入れるように声を掛けます。
AM2:30。本八合目に到着。ここには胸突江戸屋とトモエ館があります。ここからは吉田口との合流地点なのでヒトの数が結構増え、上を見るとヘッドライトの光が多くなってきます。小腹が空いてきたので、食事を摂るためしばし休憩。しかしながら風は強風。ベンチ等には風除けはあろう筈もなく、朝ご飯…と行きたいところでしたが体感温度がかなり低くなっているので、さっと食べられる羊羹を口にほおばりエネルギー源の摂取完了。寒さと疲労回復のバランスを考慮しつつ、休憩を取り、出発します。
本八合目あたりから、登山道から眼下に街の夜景が広がっているのが見えてきます。
その景色はナイトハイクをしないと判らない、幻想的な世界が広がっておりました。何度か撮影をしようと試みましたが、うまく光が入らずに真っ暗な写真を量産する結果となってしまいました。
そんな景色を堪能して暫くするとAM3:00に八合五勺の御来光館に到着。八合目の下江戸屋や本八合目のトモエ館ではまだ営業していなかったのですが、ここでは既に焼印の営業をしていたので、早速お願いし、焼印を押してもらいました。
ココから後は頂上までは山小屋なし。登山道を見上げると本八合目から見たヘッドライトの数よりさらに増えておりました。4:30くらいが日の出時間。段々とびみょーな時間になってきていることに若干の焦りを感じつつ、休憩もそこそこに出発。
道は火山灰が多かった感じからそこそこ大き目の岩が混じってきてちょっと危ないかなと思われましたが、上に行けば行くほどヘッドライトの数が増えているため、周りの景色はそこそこ見えて歩くには不自由しない状態となってきました。
…というより、"ご来光渋滞"に予想通り巻き込まれまして、進行が遅くなってきました。とりあえず追い越し出来る所は先に追い越して進むと、途中、宿で会った親子組3人の内の2人(息子さんとお父さん)に出会いました。後の一人のお母さんは既に上の方にいるとのこと。元気だなぁ…
のろのろとした歩行の中、途中にはレインウェアを着て坂道に倒れこんでいる外国のヒトなんかを見掛けましたが(多分ペース配分を誤っていたモノと思われました)、九合目の鳥居まで到着。よく見ると犬連れで登っている人も居るらしい…だから登山に獣はやめれとゆーてるのに…
九合目を抜けたのがAM3:40。あと1時間弱で日の出。そしてすっかり動きが鈍くなっている行列。予定では35分程度で山頂に着くはずでしたが、このままでは間に合わない。なるべく前に前にと行こうと進み、明るくなっていく空を背負いながら、山頂でご来光を拝もうと躍起になっていました。
道も段々と岩場登りのような階段となっており、前の人を見ていると踏み外したりよろめいていたりと危なっかしいことこの上なく見えました。
なるべくよろめいているような人を避けつつ、空気がかなり薄くなった中を息を切らせながらよじ登り、日の出まで残り10分!久須志神社の鳥居をくぐっていよいよ山頂というところまで残り10段程度となったところで荒くなっていた息を整え、じっくりと進み登頂!!なんとか激しい高山病等に見舞われることなく、富士山登頂という目標を達成。この時、AM4:33。九合目から約1時間と時間が掛かってしまいましたが、なんとかご来光には間に合った模様です。
(周りの人の話ですと、AM4:36がこの日の日の出だったらしく、3分前というきわどさでした。30分早めに登っていなければアウト!でした…
)
『ゴッゥゥウゥウウーー』という風が轟音を立てる中、日の出が見える場所を選び東の空にカメラを構えます。
この轟音の風の中、長時間待っていたらえらいことになっていたなぁ…と不幸中の幸いと思いつつ、足元を見ると山に覆われる雲海の素晴らしさ!不意を付かれてこれに感動します。なかなか素晴らしい景色でした。
(2枚とも大きい写真になっております。)
またご来光前の東の空は…といいますと、雲が結構あってびみょーな雰囲気。ご来光見えるのだろうか…?と思ったら出てきました。う〜む…
一応、ご来光…なんすかねぇ…ご来光だよなぁ…となんとも言えないような空気の中、太陽が昇ってきました。周りでは各々ご来光を見て喜ぶ声。はしゃぐ人々が見えます。さらになぜか石碑の近辺には1人用とおぼしき赤いテントが張られていました…アレ?テントって良かったっけ?
強い風ですっかり身体が冷え込んでしまったため、焼印を入れに浅間神社の建物の中に避難。焼印は300円。値段もちょっとグレードアップしたなと思ったら、赤い印+お守りのようなモノを頂きました。なるほど。値段がちょっとだけ高い理由が判りました。
さてここからはせっかくここまで登ってきたのでお鉢めぐりへ…と考えていましたが、さすがに1時半から歩いてて、おまけに一睡もしていない最悪のコンディション。
そのため、いったん休憩と行きたかったのですが、寝不足の変なテンションのためか、山頂の混雑した山小屋をみたせいか、冷え切った身体のせいかは判りませんが、ちょっと進むことにしました。
座る場所にも悩んでしまう強風の中、素晴らしい雲海、そして天使が舞い降りてきそうな景色を眺め、その景色に誘われるかのようにお鉢めぐりに向かいます。(続)
(雲海の写真はすべて大きな写真になっております。)

[山] 富士の明と暗(その1)(富士山)
【登山日】2008年7月13日〜14日
【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】新松田駅---(バス90分)---須走口新五合目〜(鳥居)〜長田山荘〜六合〜七合(太陽館)〜本七合(見晴館)〜八合目(江戸屋)〜本八合(トモエ館)〜九合〜山頂
(1:20(長)〜0:50(六)〜1:00(太)〜0:45(見)〜0:30(八)〜0:30(本八)〜1:10(九)〜0:45(頂) 計6:50)
(ガイド(予測)では 0:40〜1:00(長)〜0:50(六)〜0:35〜0:45(太)〜0:50(見)〜0:30(八)〜0:25(本八)〜0:50(九)〜0:35(頂) 計7:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、火山灰好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
唐突ですが、山登りに関して、自分の目下の目標は3つあります。
一つは屋久島の縄文杉を眺めること。(それは山登りか?) 二つ目は尾瀬に出向いてミズバショウを見ること。そしてもう一つは富士山に登頂すること。です。
で、尾瀬については既に6月に出向いたので、これは達成しましたよと。(日記書いてないけど…
) で、今回は富士山に臨むことを考えておりました。
(よく見たら、[雑記&山] 書き込みのスタンスで目標を書いていたようです。結構、達成しているような気がするなぁ…
)
霊峰富士を登るに当たって、実は若干、緊張しておりました。
標高が高いことによる高山病の影響はどうか?尾瀬に行った時に聞いていた、宿の寝泊りがひどい状態になってはいないか?登頂出来るのか?などを気にしておりました。
宿の件はともあれ、山頂までのコースや宿までの時間を検討したり、食べる酸素や酸素缶を検討したりといつもよりは手を打つようにしました。
例えばもうかれこれ3ヶ月くらいは続けているとは思うのですが、会社のビルを利用した階段登り。
これは8F建てのビルをトイレ休憩等の時に屋上まで登ります。ここでポイントなのは、あまりに速いと息が上がりますので、ペースを抑え気味にしつつ一歩一歩踏みしめる。ということです。これを日に3回程度。楽しく負荷が掛かれば成功。といった具合に実行しておりました。
この運動はペースを掴む、あるいは筋力低下を防止するのに非常に役に立ったと思います。
また、毎度のことなのですが、山行に当たっての計画策定は相変わらずアレコレと想像して楽しかったです。どのコースから登ろうか?一合目から登ろうか?温泉はどうしようか?などと考える時間は至福の時間だったりします。
結果、もっとも今回の山行において、最適そうな須走口五合目からの登山。そして宿については本七合目と決めました。
時期については混雑を避けるために、夏休み一週間前の土日…としたかったのですが、宿に電話するとどこも土曜日は結構満杯。でしたので、ココは融通を利かせて月曜の朝に登山することに決めて日曜泊でゆっくりとしよう!と考えました。
直前ギリギリまで何が必要、何が要らない…を考えながら、色々と買いあさったりして当日となりました。いよいよお出かけです。
今回は(も?)めたぼくんと一緒の山行。落ち合う場所の須走口五合目に向けて出発。
しかし、町田に到着して小田急に乗り換える辺りで体調に変化が…うーん、なんだかおなかがあやしい具合になってきた…今朝、珍しくコーヒーじゃなくて、つめたぁーい牛乳を飲んじゃったんだよなぁ…
電車に乗っているとおなかの痛みは徐々にビックウェーブに変わっていきます。う…これはあかん!とりあえず、めたぼくんに遅れそうな旨を伝えます。
おなかの痛みのビックウェーブは秦野でクライマックスを迎えつつ、脳内はトイレのことばかり…うう…二度と冷たい牛乳はお出かけの前には飲むまい。とココロに誓いながらも、バスの乗降口のある、新松田駅までなんとか持ちこたえました。
駅についた瞬間、トイレに駆け込むわたくし。とは言え、さほどバスまでの時間はないハズ。横の女子トイレの行列をちらと見つつ用を足して慌ててバスの乗車券を購入しバスに乗り込みます。ふぅ…間に合った…
そのバスは時間になってすぐに出るかと思いきや、まだ2,3人トイレ待ちの人々が居るとのこと。ああ…そいえばトイレ行列があったっけかな。そんな光景を思い出しつつ、あまり慌てる必要もなかったんじゃないか?と今さらながらにして気づくわたし。でも自分は今は単独行動だし、いっか。
バスは20人乗り程度のバスで、そこに乗客はトイレから戻ってきた人々を含め、10名程度。ここからはそれまでとは打って変わった気分でバスの旅を楽しみます。
前のおばちゃん2人が若干うるさかったものの、須走口一合目あたりからの道の様子や、くねりくねっている道の横の雑木林を眺めながら1時間半後。やっと須走口五合目に到着。
めたぼくんが来るまでに金剛杖でも手に入れますか。と近くの山小屋で金剛杖を購入。これでよしと。
暫くしてめたぼくん登場。彼は自分とは違い、腹痛に悩まされることはなかった模様。来る前から余計な体力を消耗しちゃったなぁと思いつつ、まずは五合目の足馴らしに小富士に向かいます。
小富士への道は平坦な感じの道が多いのですが、通常に比べて非常にびみょーに…なのですが、息の上がり方が速いことに気づきます。それもそのはず。既に五合目にして2000mの標高があるのですから。
とはいえ普段とあまり変わり映えもしないので、20分程度火山岩の風化した感じの道を歩くと小富士へ到着。山頂は火山灰の山。といった具合で、山頂からは街並みが綺麗に見えました。
さすがにこれで"富士に登った。これでおしまい"というワケにもいきませんので、元来た道を戻って小腹も空いてきたので山小屋でお食事を摂ります。
自分もめたぼくんも頼んだのはきのこうどん。中にはたっっっっぷりのきのこがあります。ボリューム感は満点。小腹が空いた時に頂くようなシロモノではなくて、ガッツリ頂きたい時に食べるシロモノでした。
ですが、おなかがかなり空いていたようでガッツリと美味しくきのこを頂き、ようやっと本当に富士山に向かいます。先ほど登った小富士は横道に逸れましたが、今回は正面のコンクリート造りの階段をまっすぐに登ります。
五合目からの道のりは最初は幅が広めな階段、その後、やや急な、岩ごつごつの道と変わります。この辺りで飛ばしても仕方がないので、のんびり歩くようにします。
そして暫く歩いていくと周りにダケカンバや雑木を湛えつつ、土を掘ったかのような景色がひろがります。ここもめたぼくんの息の上がり方を気にしつつ、じっくりと登ります。
その雑木からは時折、須走口の下山道らしき山肌が顔を覗かせます。1時間程度歩いたところでちょっと休憩を取ろうとそちらの景色が見える場所に移動します。
さて一呼吸をおいたところで、登山を再開します。しかし…鳥居、長田山荘…と現れるハズなのに一向に鳥居が出てこないなぁ…と思って歩いていると、雑木道から一変して山肌を露わにした道が見えてきます。草花は周りにあるのですが、今までとはまるで違った感じ。
先ほどまでは晴れてて、『このままだと日焼けしてまずいなー』と思わせるような感じだったのですが、雲の中にすっぽり入ったせいか、直射日光を浴びずにちょっとホッとしました。
そこから歩くこと約20分。結局鳥居を見つけないウチに長田山荘へ到着。あ、あれ?鳥居は…?と思ったのですがどうやらとっくの昔(最初の方?)に通り過ぎてしまった模様。ま、まぁいいか。
さっき休憩を摂ったばかりですが、とりあえずここは一息ついて、山荘の近くにある自販機を何気なく見ると…ぬぉ!高い
500mlのポカリが400円すか
若干驚きつつも、まぁそこは山値段なんだな。とあっさり納得し、焼印を押してもらおうと思って山荘を眺めるとカーテンがしてありどうやら焼印はやってなさげな雰囲気。残念。先に進みますか。
道は引き続き富士山の山肌と草木が若干生える感じ。高度が上がってきたせいか、心なしか気温が下がってきた模様。なんだかひんやりしてきた気がします。が、登っている分にはこのくらいが心地よい感じでした。
暫く登ると先ほどまで下山道?みたいな状態だった須走の下山道が今度はハッキリと見えてきます。時間は13:00くらい。
『うーむ…ははさんは今頃、あの辺りを下山してるのかなー?
ご来光を山頂で眺めていたとしたらとっくに下山してるよなぁ…』
などと考えながら、諦め気味に、でもついついひょっとしたら…と思い、目で登山者を追うわたし。だから見えませんて。小さくて。
そちらの様子に気を取られつつも相変わらずじっくり登る我々2人。長田山荘までと同じような道を歩きつつも、植物がたくさんある中の上の方に小屋を見つけます。お、あれが瀬戸館(六合目)ですか。
でも、その手前にはやや急な岩っぽい登山道が広がっていて、上がる呼吸を抑えるようにして上へと登ります。10分程度してようやっと小屋が目の前にきました。ふぅ…
休憩がてら、ここで焼印を入れてもらうように小屋のおばあさんに焼印を依頼します。
すると『あらこれ可愛いわねぇ!』という声。
なんのことかと思ったら、どうも五合目に入れてもらった、ネズミの焼印を見て声をあげたらしい。その焼印は干支を入れてるらしく今年はネズミ年。『あそこの宿の息子さんは頭いいのよ〜』などと親しく語りかけながら金剛杖を持ってくるおばあさん。人好きのようでした
そんなおばあさんに別れを告げ、さらに上を目指します。今日のお宿は本七合目。まだまだあるのだ。
瀬戸館を過ぎてからも相変わらず植物の少ない登山道が続き、上に行くほどにさらにひんやりとしてきました。登山道の横手には残雪なんかも見受けられます。
そして同じような道を淡々と登っていくのですが、その感じが心地良くて、2人で居るのについつい独りの世界にどっぷりと入って歩いていました。
またやや急な登りに入ると心拍数が上がるのが速く、また戻りが遅いことに気づきます。写真を撮ろうとしゃがんで花を撮影し戻ろうとするとふらっとする感じがしました。危ないっちゃ危ないのですが、ちょっとそれも心地良かったりもしました
瀬戸館から登り始めて疲労が見えてきた頃、ようやっと上に太陽館が見えます。でも岩ゴロゴロは変わらず。この急な登りを心拍数の上がりに苦戦しつつもやっと登りきります。ふー。
登り始めてかれこれ4時間。さすがにちょっと疲れが見えます。ここで久々にエネルギー補給。
まずは持ってきたきのこの山。ウマい!!そしてポカリスエットの粉を小分けに透明な袋に入れたらヤバいモノのようになってしまったのですが、それを小さいペットボトルに溶かして頂きます。
うむ…これだけでも十分味が変わるのでなかなかいける。むしろ薄い方が喉の渇きがなくてよろしい。
(なんで大塚製薬は小分けのポカリを出さないのだろう?)と思いつつ、気圧のせいでパンパンに膨らんだカキピーをボリボリと頂きます。
太陽館のベンチはかなり風が強く、モノが吹き飛ばされそうでしたが、随分とまったりとした時間を過ごしておりました。
またここに来るとさらに水のお値段が500円台に上がってて、高度と共に値段も上がっていくのだなぁ…と感じつつ、この宿、ゴルゴとかヘンなおばちゃんの絵とか…なんかバラエティに富んでるなぁと思いながらニコニコしながら見ておりました。
太陽館のベンチで随分とのんびりしたおかげか、それなりに回復したので、今日のお宿に向かいます。
登り道は前よりさらに植物が減ったような登山道なのですが、やや火山灰な傾向が強くなっており、ズルズルと滑る感じがして、足が若干取られます。
また上から降りてくる子供の砂埃にやややられ、多少悪くなった足場、そして高度が増しているため段々と心肺機能に負担を強いられます。
登山道はジグザグに折れ曲がっており、これを登っていくのですが、今までの登りで掴んできた感覚と同様、ペースを意識しながら登っては折り返しで休み。あるいは一往復の折り返しで休み。一定の心拍数になるように身体をだましだまし登ります。
そんな作業(苦行?)を繰り返すこと45分。石垣で囲まれている本日のお宿にとうちゃーく。ホッとしながら宿に入ります。(続く)
後記:
・続きは8/3以降の山登りの後にのんびり書く予定です。
・8/2付のニュースでおもしろい記事が載っておりました。なんだかヤバいそうです。
富士山:バイオトイレのし尿あふれる恐れ 登山者想定超え
7月だけで去年より3万5千人多いそうで、富士山ブームなのかなと思いつつ、なるほどこれから書く日記の山小屋の内容も頷ける。と行った感じでしょうか。
個人的には尾瀬と同様、完全予約制にすべきだと思います。
【目的地】富士山(3775.6m)
【ルート】新松田駅---(バス90分)---須走口新五合目〜(鳥居)〜長田山荘〜六合〜七合(太陽館)〜本七合(見晴館)〜八合目(江戸屋)〜本八合(トモエ館)〜九合〜山頂
(1:20(長)〜0:50(六)〜1:00(太)〜0:45(見)〜0:30(八)〜0:30(本八)〜1:10(九)〜0:45(頂) 計6:50)
(ガイド(予測)では 0:40〜1:00(長)〜0:50(六)〜0:35〜0:45(太)〜0:50(見)〜0:30(八)〜0:25(本八)〜0:50(九)〜0:35(頂) 計7:00) 徒歩標高差1830m)
【距離(予測)】
【オススメ度】★★★☆
(やや単調でM向け、火山灰好き向け。でも山頂からのご来光、ならびに雲海は素晴らしい)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り時々晴れ、28/23(最高/最低)
【内容】
唐突ですが、山登りに関して、自分の目下の目標は3つあります。
一つは屋久島の縄文杉を眺めること。(それは山登りか?) 二つ目は尾瀬に出向いてミズバショウを見ること。そしてもう一つは富士山に登頂すること。です。
で、尾瀬については既に6月に出向いたので、これは達成しましたよと。(日記書いてないけど…
) で、今回は富士山に臨むことを考えておりました。
(よく見たら、[雑記&山] 書き込みのスタンスで目標を書いていたようです。結構、達成しているような気がするなぁ…
)
霊峰富士を登るに当たって、実は若干、緊張しておりました。
標高が高いことによる高山病の影響はどうか?尾瀬に行った時に聞いていた、宿の寝泊りがひどい状態になってはいないか?登頂出来るのか?などを気にしておりました。
宿の件はともあれ、山頂までのコースや宿までの時間を検討したり、食べる酸素や酸素缶を検討したりといつもよりは手を打つようにしました。
例えばもうかれこれ3ヶ月くらいは続けているとは思うのですが、会社のビルを利用した階段登り。
これは8F建てのビルをトイレ休憩等の時に屋上まで登ります。ここでポイントなのは、あまりに速いと息が上がりますので、ペースを抑え気味にしつつ一歩一歩踏みしめる。ということです。これを日に3回程度。楽しく負荷が掛かれば成功。といった具合に実行しておりました。
この運動はペースを掴む、あるいは筋力低下を防止するのに非常に役に立ったと思います。
また、毎度のことなのですが、山行に当たっての計画策定は相変わらずアレコレと想像して楽しかったです。どのコースから登ろうか?一合目から登ろうか?温泉はどうしようか?などと考える時間は至福の時間だったりします。
結果、もっとも今回の山行において、最適そうな須走口五合目からの登山。そして宿については本七合目と決めました。
時期については混雑を避けるために、夏休み一週間前の土日…としたかったのですが、宿に電話するとどこも土曜日は結構満杯。でしたので、ココは融通を利かせて月曜の朝に登山することに決めて日曜泊でゆっくりとしよう!と考えました。
直前ギリギリまで何が必要、何が要らない…を考えながら、色々と買いあさったりして当日となりました。いよいよお出かけです。
今回は(も?)めたぼくんと一緒の山行。落ち合う場所の須走口五合目に向けて出発。
しかし、町田に到着して小田急に乗り換える辺りで体調に変化が…うーん、なんだかおなかがあやしい具合になってきた…今朝、珍しくコーヒーじゃなくて、つめたぁーい牛乳を飲んじゃったんだよなぁ…
電車に乗っているとおなかの痛みは徐々にビックウェーブに変わっていきます。う…これはあかん!とりあえず、めたぼくんに遅れそうな旨を伝えます。
おなかの痛みのビックウェーブは秦野でクライマックスを迎えつつ、脳内はトイレのことばかり…うう…二度と冷たい牛乳はお出かけの前には飲むまい。とココロに誓いながらも、バスの乗降口のある、新松田駅までなんとか持ちこたえました。
駅についた瞬間、トイレに駆け込むわたくし。とは言え、さほどバスまでの時間はないハズ。横の女子トイレの行列をちらと見つつ用を足して慌ててバスの乗車券を購入しバスに乗り込みます。ふぅ…間に合った…
そのバスは時間になってすぐに出るかと思いきや、まだ2,3人トイレ待ちの人々が居るとのこと。ああ…そいえばトイレ行列があったっけかな。そんな光景を思い出しつつ、あまり慌てる必要もなかったんじゃないか?と今さらながらにして気づくわたし。でも自分は今は単独行動だし、いっか。
バスは20人乗り程度のバスで、そこに乗客はトイレから戻ってきた人々を含め、10名程度。ここからはそれまでとは打って変わった気分でバスの旅を楽しみます。
前のおばちゃん2人が若干うるさかったものの、須走口一合目あたりからの道の様子や、くねりくねっている道の横の雑木林を眺めながら1時間半後。やっと須走口五合目に到着。
めたぼくんが来るまでに金剛杖でも手に入れますか。と近くの山小屋で金剛杖を購入。これでよしと。
暫くしてめたぼくん登場。彼は自分とは違い、腹痛に悩まされることはなかった模様。来る前から余計な体力を消耗しちゃったなぁと思いつつ、まずは五合目の足馴らしに小富士に向かいます。
小富士への道は平坦な感じの道が多いのですが、通常に比べて非常にびみょーに…なのですが、息の上がり方が速いことに気づきます。それもそのはず。既に五合目にして2000mの標高があるのですから。
とはいえ普段とあまり変わり映えもしないので、20分程度火山岩の風化した感じの道を歩くと小富士へ到着。山頂は火山灰の山。といった具合で、山頂からは街並みが綺麗に見えました。
さすがにこれで"富士に登った。これでおしまい"というワケにもいきませんので、元来た道を戻って小腹も空いてきたので山小屋でお食事を摂ります。
自分もめたぼくんも頼んだのはきのこうどん。中にはたっっっっぷりのきのこがあります。ボリューム感は満点。小腹が空いた時に頂くようなシロモノではなくて、ガッツリ頂きたい時に食べるシロモノでした。
ですが、おなかがかなり空いていたようでガッツリと美味しくきのこを頂き、ようやっと本当に富士山に向かいます。先ほど登った小富士は横道に逸れましたが、今回は正面のコンクリート造りの階段をまっすぐに登ります。
五合目からの道のりは最初は幅が広めな階段、その後、やや急な、岩ごつごつの道と変わります。この辺りで飛ばしても仕方がないので、のんびり歩くようにします。
そして暫く歩いていくと周りにダケカンバや雑木を湛えつつ、土を掘ったかのような景色がひろがります。ここもめたぼくんの息の上がり方を気にしつつ、じっくりと登ります。
その雑木からは時折、須走口の下山道らしき山肌が顔を覗かせます。1時間程度歩いたところでちょっと休憩を取ろうとそちらの景色が見える場所に移動します。
さて一呼吸をおいたところで、登山を再開します。しかし…鳥居、長田山荘…と現れるハズなのに一向に鳥居が出てこないなぁ…と思って歩いていると、雑木道から一変して山肌を露わにした道が見えてきます。草花は周りにあるのですが、今までとはまるで違った感じ。
先ほどまでは晴れてて、『このままだと日焼けしてまずいなー』と思わせるような感じだったのですが、雲の中にすっぽり入ったせいか、直射日光を浴びずにちょっとホッとしました。
そこから歩くこと約20分。結局鳥居を見つけないウチに長田山荘へ到着。あ、あれ?鳥居は…?と思ったのですがどうやらとっくの昔(最初の方?)に通り過ぎてしまった模様。ま、まぁいいか。
さっき休憩を摂ったばかりですが、とりあえずここは一息ついて、山荘の近くにある自販機を何気なく見ると…ぬぉ!高い

500mlのポカリが400円すか
若干驚きつつも、まぁそこは山値段なんだな。とあっさり納得し、焼印を押してもらおうと思って山荘を眺めるとカーテンがしてありどうやら焼印はやってなさげな雰囲気。残念。先に進みますか。
道は引き続き富士山の山肌と草木が若干生える感じ。高度が上がってきたせいか、心なしか気温が下がってきた模様。なんだかひんやりしてきた気がします。が、登っている分にはこのくらいが心地よい感じでした。
暫く登ると先ほどまで下山道?みたいな状態だった須走の下山道が今度はハッキリと見えてきます。時間は13:00くらい。
『うーむ…ははさんは今頃、あの辺りを下山してるのかなー?
ご来光を山頂で眺めていたとしたらとっくに下山してるよなぁ…』
などと考えながら、諦め気味に、でもついついひょっとしたら…と思い、目で登山者を追うわたし。だから見えませんて。小さくて。
そちらの様子に気を取られつつも相変わらずじっくり登る我々2人。長田山荘までと同じような道を歩きつつも、植物がたくさんある中の上の方に小屋を見つけます。お、あれが瀬戸館(六合目)ですか。
でも、その手前にはやや急な岩っぽい登山道が広がっていて、上がる呼吸を抑えるようにして上へと登ります。10分程度してようやっと小屋が目の前にきました。ふぅ…
休憩がてら、ここで焼印を入れてもらうように小屋のおばあさんに焼印を依頼します。
すると『あらこれ可愛いわねぇ!』という声。
なんのことかと思ったら、どうも五合目に入れてもらった、ネズミの焼印を見て声をあげたらしい。その焼印は干支を入れてるらしく今年はネズミ年。『あそこの宿の息子さんは頭いいのよ〜』などと親しく語りかけながら金剛杖を持ってくるおばあさん。人好きのようでした
そんなおばあさんに別れを告げ、さらに上を目指します。今日のお宿は本七合目。まだまだあるのだ。
瀬戸館を過ぎてからも相変わらず植物の少ない登山道が続き、上に行くほどにさらにひんやりとしてきました。登山道の横手には残雪なんかも見受けられます。
そして同じような道を淡々と登っていくのですが、その感じが心地良くて、2人で居るのについつい独りの世界にどっぷりと入って歩いていました。
またやや急な登りに入ると心拍数が上がるのが速く、また戻りが遅いことに気づきます。写真を撮ろうとしゃがんで花を撮影し戻ろうとするとふらっとする感じがしました。危ないっちゃ危ないのですが、ちょっとそれも心地良かったりもしました
瀬戸館から登り始めて疲労が見えてきた頃、ようやっと上に太陽館が見えます。でも岩ゴロゴロは変わらず。この急な登りを心拍数の上がりに苦戦しつつもやっと登りきります。ふー。
登り始めてかれこれ4時間。さすがにちょっと疲れが見えます。ここで久々にエネルギー補給。
まずは持ってきたきのこの山。ウマい!!そしてポカリスエットの粉を小分けに透明な袋に入れたらヤバいモノのようになってしまったのですが、それを小さいペットボトルに溶かして頂きます。
うむ…これだけでも十分味が変わるのでなかなかいける。むしろ薄い方が喉の渇きがなくてよろしい。
(なんで大塚製薬は小分けのポカリを出さないのだろう?)と思いつつ、気圧のせいでパンパンに膨らんだカキピーをボリボリと頂きます。
太陽館のベンチはかなり風が強く、モノが吹き飛ばされそうでしたが、随分とまったりとした時間を過ごしておりました。
またここに来るとさらに水のお値段が500円台に上がってて、高度と共に値段も上がっていくのだなぁ…と感じつつ、この宿、ゴルゴとかヘンなおばちゃんの絵とか…なんかバラエティに富んでるなぁと思いながらニコニコしながら見ておりました。
太陽館のベンチで随分とのんびりしたおかげか、それなりに回復したので、今日のお宿に向かいます。
登り道は前よりさらに植物が減ったような登山道なのですが、やや火山灰な傾向が強くなっており、ズルズルと滑る感じがして、足が若干取られます。
また上から降りてくる子供の砂埃にやややられ、多少悪くなった足場、そして高度が増しているため段々と心肺機能に負担を強いられます。
登山道はジグザグに折れ曲がっており、これを登っていくのですが、今までの登りで掴んできた感覚と同様、ペースを意識しながら登っては折り返しで休み。あるいは一往復の折り返しで休み。一定の心拍数になるように身体をだましだまし登ります。
そんな作業(苦行?)を繰り返すこと45分。石垣で囲まれている本日のお宿にとうちゃーく。ホッとしながら宿に入ります。(続く)
後記:
・続きは8/3以降の山登りの後にのんびり書く予定です。
・8/2付のニュースでおもしろい記事が載っておりました。なんだかヤバいそうです。
富士山:バイオトイレのし尿あふれる恐れ 登山者想定超え
7月だけで去年より3万5千人多いそうで、富士山ブームなのかなと思いつつ、なるほどこれから書く日記の山小屋の内容も頷ける。と行った感じでしょうか。
個人的には尾瀬と同様、完全予約制にすべきだと思います。

