まぐろにっき

日々の出来事をつづる予定… でも山登りが多いかもシレン。

[山] まきみち注意?(御前山)

【登山日】2008年6月28日
【目的地】御前山(1405m)
【ルート】奥多摩駅---(バス15分)---奥多摩湖〜サス沢山〜惣岳山〜御前山〜(御前山避難小屋)〜栃寄ノ大滝〜(栃寄森の家経由)〜御前山登山口〜境橋---(バス10分)---奥多摩駅
 (1:40〜(+1:10)〜1:10〜0:25(御前山)〜1:15(栃寄大滝)〜1:00 計5:30(6:40))
 (ガイド(予測)では 1:30〜0:50〜0:20(御前山)〜0:50〜0:40〜0:20 計4:30) 徒歩標高差850m)
【距離(予測)】2.2km+2.0km+0.6km(御前山)+2.3km+3.0km+1.2km+α=11.3km+α(2km?)
【オススメ度】★★★
 (ちょっとM向け、雑木ふぇち向け。程よい勾配と植物が楽しめます)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】曇り、22/17(最高/最低)
【内容】
気がつけば尾瀬と雲取、そしてこの御前山と日記が3本溜まってて、火のついた状態となっているまぐろです。とりあえずなんでもいいから山行記録を…(ぉぃ
さて、今回の目的地は御前山です。山行に行く前に色々と場所を検討していたのですが、今週は既に"雲取山"という、かなりごっついお山に登っておりまして、さらにボウリング、飲み会とイベント続きだったので、軽めに…でもめたぼくんのトレーニングになる山をチョイスしました。

朝6時。いつもの山行より遅めの起床。にも関わらず前の晩は飲み会だったので、低調なスタートでした。
電車でめたぼくんと合流後も、眠さが取れずフルパワーの20%程度の調子。今日はかなり悪い状態。立ちながらウトウトしてます。
一方、奥多摩へのアプローチは土日ですので、ホリデー快速を使うことも出来たのですが逆に混みそうと判断して、これを外した電車に乗りました。
が、それでも奥多摩方面への車両が4両しかないせいか、元々多いのか判りませんが、座席はいっぱいで吊り輪も埋まる程度の人がおりました。
そこからバスで奥多摩湖に向けて走ります。この時間の便は8:35発 鴨沢西行きでしたが、臨時便が出るとのこと。結構、乗客は多い模様です。
奥多摩湖到着後、まだ調子の上がってないわたしは家で済ませてなかったトイレを済ませ、さわやかわぁ〜な状態となった後、ようやっとだらだらと歩き始めました。
こちらのアプローチは初めてでも、道としては2度目。さすがになんとなく道は覚えていて見覚えのある道を、奥多摩湖を右に眺めながら身体をアップさせていきます。奥多摩湖の蒼い水でテンションがなぜか上がってきます。
(ちなみに前回の御前山山行は[山] 春爛漫の御前山(御前山)(2008年4月28日山行))です。
20080628御前山登山口までのアプローチ.jpg 20080628御前山奥多摩湖.jpg
歩いて30分程度で登山口に到着。ここでスパッツを履き、登り始めます。登りの道はといえば、落ち葉にスギの葉がまじった、やや急坂な雑木林の道。といったところ。まずは登り始めのペースを掴みます。
(低調なのでいつもよりさらにゆっくり目なペースを心がけます)
歩きながら植物や雑木を見ていると、サワギクやマタタビ(植物にはかなり疎いので合っているかどうか…)を目にします。特にマタタビについてはこの時期、葉が白い植物を不老山の頃あたりから見かけてて、"あの植物、ペンキでも塗られたのかなぁ…"とバカなことを考えておりましたが違ったようです。そういうもんだそうで…
20080628御前山奥多摩湖からの登り始め.jpg 20080628御前山サワギク.jpg 20080628御前山マタタビ.jpg
登山道を歩くこと1時間半。やや勾配のある坂のため、汗もそれなりに噴き出して当初の20%から70%くらいに調子が上がってきました。
しかし御前山へ向かう道標を見てから随分と経つなぁ…確かこの雑木の次はフェンスのある箇所で奥多摩湖を眺めてたと思ったんだけど…それにしてもやけに視界が良くならないなぁ…と自分を先頭に淡々と歩いていると妙な看板を見つけました。これです。
20080628御前山巡視道の看板_その2.jpg
ぬぅ…道、間違えた?もしかして間違えた?確かに下記の分岐は随分と前に見つけましたが…めたぼくんと相談し右の道に行っちゃったんですよねぇ。あいやぁ…
20080628御前山巡視道と登山道の分岐地点.jpg
当初、奥多摩湖を眺められる場所(後で見たらサス沢山でした)を目指して休憩は取ってなかったのですが、めたぼくんの息の上がり方の間隔も短いようなので、ベンチもないところで一旦休憩。休憩しているとハチだかアブがうっとおしくまとわりついてきます。
一息ついた後、どうするかめたぼくんとお話ししました。
結果、やはり道を戻ることにしました。通行危険と書いてるし当然といえば当然ですが、なんとなく先にいけそうなので若干行ってみたい誘惑にも駆られます。
エネルギーを削られた後、元に戻るのはなんとなく精神的なダメージがありますが、20分程度で元の道に戻りました。うーん、登りはもっと時間が掛かっていたような…と考えつつもサス沢山への長いなだらかな勾配を登り、サス沢山山頂に到着。
20080628御前山サス沢山山頂からの奥多摩湖.jpg 20080628御前山サス沢山山頂看板.jpg
ふぅ…ようやっとこないだの山行で見覚えのあるところに来たよ…ここで休憩。この時点で11:30過ぎ…随分と時間と体力を削られた感のある中、自分は干し梅干しと羊羹、めたぼくんは干し梅干しを頂いておりました。
前まではかむかむレモンを2人して食していることが多かったのですが、尾瀬以降はわたしの行動食は梅干しと羊羹がメインで活躍しております。めたぼくん曰く、"もうちょっと塩気のあるモノが欲しい"とのことですが、いかくんとかにすると単なるつまみになっちゃうよ…めたぼくん…
とりあえずようやっと座って一息つけた後、山頂を目指します。いつもの道に戻りましたので、前の記憶だと確か岩と雑木…ぽかったのですが、まぁ正解。ただしちょっと違っていたのは、コアジサイが随分と咲いておりました。普通のアジサイとは違ってこれはこれでイイ味を出してます。
さらに道の方はというと岩があり、奥多摩らしく急坂となっておりました。適度なペースを意識しつつバテないように登ります。
20080628御前山コアジサイ.jpg 20080628御前山コアジサイの群集.jpg 20080628御前山サス沢山上の岩ゴロゴロ地帯.jpg
次に出てくるのは前はカタクリが咲いていたジグザグな道。ここはそれなりな勾配になっており、高度を稼ぎます。
たまに出てくる巨木を見ながら(巨木好きなめたぼくんは見るだけではなく、触りながら…)、2,3箇所登ります。
勾配がそれなりに厳しいので、めたぼくんの息の切れ方にも注意しつつバテないように十分に配慮します。
1時間程度すると惣岳山に到着。ここでいったん休憩。
20080628御前山巨木とジグザグ道.jpg 20080628御前山惣岳山山頂の看板.jpg
先ほどの登り…いや今までの累積した登りもあり、かなり水分&体力を消耗しておりました。しかし山頂まではもうひとふん張りですので、今登ってきた分のダメージが消えたかなー。くらいのところで頂上を目指して進みます。
御前山への道は丸太の階段…なのですが、もやってきたせいか、湿気を随分と吸っており、また土が粘土質であるために、滑りやすくなっておりました。これはくだりでは使いたくないなぁ…と慎重に歩くこと25分。ようやっと山頂に到着です。
20080628御前山御前山への道(階段).jpg 20080628御前山御前山山頂看板.jpg
山頂までかれこれロスった分を含め、約4時間…うーむ、ちょっと時間が掛かりすぎちゃったねぇ…しかももやってて視界悪いし。
当初の予定では湯久保尾根に向かおうと思っていたんですが、これだとバス出発時刻に間に合わない!(その後のバスの時刻は手元になくてわかんなかったのでなおさら…でした) そう判断して先日登ったルートで境橋に出てそこから奥多摩に出た方が確実そうなので、そちらのルートを取ることにしました。
とりあえずルートも決まったことだし、ゆっくりとご飯…と思ったら顔の周りにみょーなハエ(メマトイというらしい)がまとわりついてきました。
先日の雲取でも同じハエが居て悩まされてましたので、こりゃいかん!とそそくさとおにぎりを一つ口に詰め込み、撤退準備を整えます。
また水がめたぼくんの方がほぼカラで自分の方も残り500ml。水補給のため、くだり方向と同じ御前山避難小屋に向かうことにしました。
くだりの道は粘土質ではないものの、やはり丸太の階段。さらにもやった中を淡々と歩きます。
20080628御前山随分ともやってきたくだり道.jpg
結構な高度差を降りていった後、避難小屋に到着。
そこには2人組の中年の男女がおりました。水場をちょっと見渡したもののそれっぽい施設はなし。
とりあえずトイレもあったのでそこで用を足した後、改めて見渡すと小屋、トイレ…くらい?アレ?
『すみませーん、水場はどこでしょか?』とおそるおそるくだんの男女に聞いてみると、『そこに流れてるのがそうみたいよ』とのこと。
あー、んー…なんか下水道とも取れそうな気のする灰色のプラスチックパイプからかなりやる気なさげに水が出ている。大丈夫か?!
そんなココロを見透かしてか、『その水、他の人も使ってて飲んでたみたいよー』とのこと。ここはまぁ飲んだ人々がおなかを壊していないことを信じますか。ということでわたしはペットボトルの水500mlを補給。めたぼくんはカモノハシ君の水筒に補給をして引き続きくだりの道を進みました。

道をくだっていると"体験の森"なる、登山者にはありがた迷惑な気もしなくはない看板が出てきます。
(湧水の広場とか…って登山地図に載ってないから…たのむよぅ。紛らわしいから。)
それを軽くスルーしてやわらかいタッチの土の感触が心地よい道を下って行きますとのぼりでも見ていたコアジサイやヤマボウシなんかも出現します(実は9月に熟して甘いらしい)
20080628御前山ヤマボウシ.jpg 20080628御前山そこそこな大きさのトチノキ.jpg 20080628御前山体験の森看板.jpg
トチノキを見た後、体験の森の森ゾーンを抜け、前回はここから立入禁止の登山道を登ってきましたが、今回はおとなしく栃寄の家に向かう道路を歩きます。
が…長い…ものごっつ長い気がします。疲れているせいなのか、ホントに長いのか判りませんが、くねくねとしていてなかなか辿り着きません。
道の途中にようやっと美味しいらしいと評判の、とちより亭。なる蕎麦屋を見つけて、入ろうと思ったのですが、その看板には"本日終了"という無情の文字が…くぅ…伊豆ヶ岳のうどん屋の時もそうでしたが、なんかこのテの運にはホトホト運がないようです。
仕方がないのでさらにくだります。途中、ホタルブクロなる植物を見たり、キツリフネ?なるツリフネソウの仲間(でも咲く時期が8月なんですよねぇ…)で気を紛らわせますが、なかなか辿り着きません。
20080628御前山くだりのアスファルト.jpg 20080628御前山ホタルブクロ.jpg 20080628御前山キツリフネ?.jpg
歩くこと1時間。アスファルトの道は登山靴を履いているハイカーにとっては単調でかなり苦痛ですが、やっと境橋のバス停に出ました。
時刻は16:00。そして時刻表を見ると15:05の次が16:22…へたすりゃ2時間待ちの憂き目に遭うところでした…あぶないあぶない。
(今後の調査への反省も踏まえて時刻表を載せておきます)
20080628御前山境橋のバス時刻表.jpg
バスは満員…でも喋ってる言葉がなんか違う…アレ?なんだか大陸の言葉のようでふぁーふぁー聴こえますけど…しかも声がでかいし全員そんな感じ。さすがにあまり気分のイイバスとはいい難くさっさと降りて電車に乗る時は別の車両に乗るよう心掛け(?)ます。
電車までの時間もそんなになさげだし、めたぼくんとつまみとビールを買って飲食するわたしたち。電車に乗るとそこにはまた欧米系のガイジンさん。うーむ高尾がアレなんで奥多摩に逃げたんでしょうか…なかなかツウです。
"次行く時は前回の不老山のようなパラダイスがイイなぁ。"とめたぼくん。
そうだね、次回はそういうところを狙っていくよ…と話しながら気づけば電車の座席で爆睡していたのでした。

【6/29追記】
避難小屋で汲んだお水は生水飲用不可なお水だったようで…
いや身体はなんともないんですが、煮沸して使いましょう。と。
それとトイレは協力金必要…だそうで… ちょっとやらかしちゃったかなぁ…

[山] だらけた身体にリハビリ?(雲取山)

【登山日】2008年6月24日
【目的地】雲取山(2017m)
【ルート】奥多摩駅---(バス35分)---鴨沢〜小袖乗越〜堂所〜七ツ石小屋〜ブナ坂〜奥多摩小屋〜(小雲取山)〜雲取山〜(小雲取山)〜奥多摩小屋〜ブナ坂〜七ツ石山〜七ツ石小屋〜堂所〜小袖乗越〜鴨沢---(バス35分)---奥多摩駅
 (0:40〜1:30〜1:00(七ツ石小屋)〜0:40〜0:30〜1:00(雲取山)〜0:35〜0:35(ブナ坂)〜0:20(七ツ石山)〜0:15〜0:35(堂所)〜1:00〜0:30 計9:10)
 (ガイド(予測)では 0:30〜1:45〜0:50(七ツ石小屋)〜0:40〜0:40〜0:55(山頂)〜0:35〜0:20〜0:20〜0:30〜0:25〜1:20〜0:20 計9:10) 徒歩標高差1400m)
【距離(予測)】(1.3km+3.3km+1.7km+1.3km+1.4km+1.9km)×2+1km=22.8km
【オススメ度】★★★☆
 (鍛錬コース。林道が多いのとアプローチまでが長く単調。ブナ坂より上の景色はさすがか?!)
【登山レベル】中級者向け(健脚向け)
【天気、気温】晴れ時々曇り、25/17(最高/最低)
【内容】
尾瀬の方がもうかれこれ1ヶ月半放置気味で、記憶に新しいこっちの記事を書いておこうと思います。
さて、今回は雨続きということもあって、6/21、22はおやまに行けませんでしたが、火曜日に休み&天気は持ちそう…ということもありまして、だらけた身体のリハビリがてら、山に出かけてきました。
目的地は…雲取山…ってリハビリの域を越えてるような気が…

実を言えば、夏でもないのにお休みの残りの関係で"夏休み"を厭々取得し(贅沢だ…)、金曜日から家にくすぶってて、廃人のようにパワプロ10ばーっかりやってたので、鈍りきってる身体の喝入れにはちょうどいいかも…などと考えておりました。
そもそも今回の山行も6/20の金曜日に予定してまして、準備も全て整えて居たのですが、当日の朝、痛恨の寝坊。(目覚ましは掛けておいたのに… 起きたら5時でした…)
目覚ましも掛けて起きられないことは非常に珍しいので、よっぽど平日疲れていたから寝てて良かったのだ。などと前向きに考え、比較的天気のマシな火曜日の山行と相成りました

今回、なぜ東京都で一番高い山である雲取山を登ろうと思ったのか?
それは大した理由でもなく、ははさんが雲取山に登った…というお話を以前伺っておりました。
そうするとなんだか前からも気になっていた雲取山がさらに気になりまして…でも一泊の旅行はちと準備がめんどっちぃ。ええぃならば日帰りは出来ないものか!と考えたのがコトの発端でした。
それに自分の体力を試してみたくなり(2006年11月の鷹ノ巣山の時のように…)

  "自分は日帰りで雲取山に登ることが出来るのか?"

をテーマにコースを検討し、行けるタイミングを窺ってました。
そんなタイミングを窺っていたら気づけば某こみゅの方が先に日帰りチャレンジをなさってて、『ああ”先を越された!』とエベレストの三浦さん的気分を味わいつつ、後追いでの今回の山行となりました。
(前置きの文章が長すぎですね…すみません…)

朝4時…休日の予定もバスの時刻がかなりシビアですが、平日のバスの時刻もかなりシビア…まずは5:05発の電車に乗るように支度をします。
(補足:公共機関を使って日帰りですとピストンという選択肢くらいしかテがないような気がしました…ただ…この場合でも山行時間とバスの時刻がシビアでした)
朝の、かなり効率の悪い電車を乗り継ぐこと1時間45分。奥多摩に到着。そこから丹波行のバスに乗ります。乗ったのはわたしと…あともう一人…さすが平日。2人だけですか。6/28の御前山とはえらい違いです。
20080624雲取山奥多摩からのバスの時刻表.jpg
2人の乗客を乗せてバスはのんびりと動き出します。奥多摩湖を随分と眺めながらバスに乗ること30分。鴨沢に到着。わたしともう一人のおぢさんが一緒の場所に降ります。
まずは歩き出す前にトイレへと…っておぢさんいきなり大ですか…うーむ…よっぽどおなかの調子が悪かったんですねぇ…大丈夫でしょうか?とちょっと気にしつつも歩き出します。

最初はアスファルト。地図上ですとアスファルトかどうか判りづらいのですが…これが結構、長い。
いや、アスファルトだから長く感じるのか?ともあれ道端の草花に目を向けて退屈をしのぐようにします。横からは陽も照ってきており、最初からダメージを食らわないよう日陰を選んで歩きます。
御前山にも出現しておりました、ホタルブクロやらツリフネソウがここにもあります。(だからツリフネソウは8月くらいだって…)
"この道であってる…のかな?小袖乗越のチェックポイントはそろそろなハズ…"と疑い始めた40分後。ようやっと登山口に到着。まずはホッとします。
20080624雲取山鴨沢からのアプローチ.jpg 20080624雲取山ツリフネソウ(か?).jpg 20080624雲取山登山口の様子(鴨沢からの).jpg
さてここからが本番。しかも長い道のり。最後までスタミナが持つかどうか不安を抱いておりますので、いつもよりもさらにゆっくり目のペースで足を置きます。周りの様子はといえば下は土。景色は雑木。しかも非常にゆるやかな勾配の道。長丁場向きな道ではありました。
(やはりこのカメラで撮影する景色は平面的な感じで写ってしまいます。ちょっと気に食わないです)
20080624雲取山登り始め(小袖乗越付近).jpg 20080624雲取山登り始め(小袖乗越付近)_その2.jpg
が、あまりにもゆるやか&行けども行けども同じような道…ということで歩いて1時間くらいしたところで飽きてきます。退屈しのぎにペースを取るため、ドビュッシーの喜びの島やペトルーシュカの3楽章などの、のだめクラシックの音楽を脳内で口ずさんでおりましたが、それもネタが尽きてきます。
もうちょっと変化を求めたいなぁ〜とこれからの道のりのことを無視してお気楽に考えます。
仕方がないので相変わらず草木に目をやり変わった植物がないかと物色します。3枚のいびつな花で匂いが独特(この時はイマイチ判らなかった)なガクウツギ、そしてフタリシズカとおぼしき植物、さらにマムシグサの仲間の植物も見えます。
20080624雲取山ガクウツギ.jpg 20080624雲取山フタリシズカ?.jpg 20080624雲取山カントウマムシグサ?.jpg
また森の中ではダミ声のヒグラシ、それとカエル?かなにかの声の合唱が聴こえてきます。
ホントにひぐらしだったのか?それはちょっと判りませんが、そんな風に聴こえてきました。
平日のため人気がないしクマでも出たら一発でやられておしまいだなぁ…と思いながら歩くこと約1時間半。ここでようやっと堂所の看板があるところに到着。
ここまでは単調ながらも極めて順調。足の具合もまぁまぁ。痛くも疲れもない。5分ほどの休憩を摂って再び歩き始めます。
20080624雲取山堂所の看板(行き).jpg
堂所からの道は、それまでの非常に平坦で退屈(独りで登っているせいもあるのかもしれません)な道から、若干、勾配がある道に変化します。
歩いて30分ほどすると、坂を登ると心拍数が上がってくる自分の体に気づきます。
心拍数が上がること自体は普通なのでイイのですが、通常ですと10秒も立ち止まっていれば収まるハズの鼓動が収まらない。
おまけになんとなくけだるい…なにかオカシイ…でも歩ける…と不思議に思いながらも倦怠感のある、しんどく感じるような状態の身体を次の休憩ポイントである、七ツ石小屋に持って行きます。
(赤い花は息を整える際に撮影した、チチブドウダンではないかと思われる植物です)
20080624雲取山チチブドウダン?.jpg 20080624雲取山七ツ石小屋への登り道.jpg 20080624雲取山七ツ石小屋(行き).jpg
ペットボトルの水(ザックに入ったカモノハシタンクにはまだありました)がカラになったので、七ツ石小屋の水場へと向かい、ペットボトルにたっぷりと水を補給しました。
水が注がれて満タンになっていくペットボトルを見ていたら、その水がウマそうだったので、飲んでみるとうまい。その後、水をガンガン飲むわたし。どうやら水が足りなかった模様です。
…とその時、『何かありましたか?』と声を掛けられます。どうやら小屋のご主人の様子。
『いやちょっと休憩していただけです。今日は富士山は見えませんねぇ…』と答えるわたし。
さすがに小屋のお水を拝借して何も言わないのもマズイと思い、一言お礼を言ってその場を去るわたし。さて先を急ぎますか。
(後から気づいたことなのですが、写真の小屋の手前には"この先は私有地となります"という文字が書いてありまして、わたくし、おもいっきり見落として先に進んでおりました。呼び止めるのも当然な話です。すんまそん…)

水も補給してある程度の水の心配はなくなった(いちおペットボトルを含め、2.5Lは持って行きましたが)ため、先を急ぎます。
若干明るさの増した勾配を登りつつ、先ほどまで心拍数が上がったらそれを下げるための時間が掛かっていたはずなのに、水を飲んでからというもの、ウソのように心拍数の下がり方が良くなり、かつ、身体のしんどさも消えてしまったようです。
水はそれまでもちょこちょことは摂取しておりましたが、どうやら水分が不足していて、血液の流れが悪くなっていたようでした。これから暑い季節になるし、気をつけねばならないと思いました。

ブナ坂まで軽く登るとここからは随分と明るい平坦な道へと変わります。先ほど見かけたチチブドウダンを右手に見ながら、左手には晴れ間も指している中での山々と地面を見ると畑っぽい感じの植物が生えております。(右の写真が大きいです)
20080624雲取山ブナ坂.jpg 20080624雲取山ブナ坂〜奥多摩小屋までのなだらかな道.jpg 20080624雲取山ブナ坂〜奥多摩小屋間での景色.jpg
そんな中、前に登山しているヒトをようやく見かけます。久方ぶりに見る登山者だなぁ…と思って登りの道を登りきって先を見ると…アレ?いない…やけに早いヒトだなぁ…と思って不思議に思ってますと右手の林から猫?のようなのが木から一匹、二匹、三匹、四匹…っておいおい随分多いんじゃないかぃ?
歩きながら近づいてみると、それは猫ではなくてサル。でした。
ああ…さっき見かけたのはこのサルか。と自分の見間違いに可笑しくなりながら先に進みます。
(他にもシカを見かけました。一頭だけでしたが)

平らな道を暫く進むと今度はヘリポートが見えます。看板がないので、"この辺りが小雲取なのかなぁ…"とおぼろげに考えながら、"いやいやまだ奥多摩小屋を見てないではないか"と否定するわたし。
のんびり歩いていきますと廃屋?と思われるような小屋に出くわします。奥多摩小屋ってこれか!
あとから看板をよーく見ると"365日営業、予約不要"なる文字が躍っています。それは判ったんだけど…ちゃんと使えるのかな?小屋の利用料は要らないのかな?そんなことが頭をよぎりました。
20080624雲取山ヘリポート.jpg 20080624雲取山ヘリポート〜奥多摩小屋までの道.jpg 20080624雲取山奥多摩小屋.jpg
奥多摩小屋までかれこれ4時間。通常ですと山行の短いところではもうとっくに下山しているのに、ここまでずっと登り。しかもまだ下りも控えてる…けど、ちょっと疲れてきたし飽きてきたなぁ…
実を言えばここまでは序曲にしか過ぎず、そう思ったところから、本当の雲取との闘い(?)が始まりました。
第一弾として、奥多摩小屋を過ぎた後の急勾配。石がゴロゴロして登山者に立ちはだかります。地図で見て判ってはいたのですが、ここから頂上に向けて奥多摩らしい急勾配が続きます。
今までの蓄積ダメージ、あるいはスタミナがまだ残っているかどうか?そんなことを試されているようでした。
しかしそんな急勾配とは裏腹に景色は非常に良く、なだらかな道での雑木や、上から下を眺める景色は(あとから気づいたのですが)、なかなか素晴らしかったです。
(中央と右の写真は大きめサイズです)
20080624雲取山登りの勾配が急になってくる(奥多摩小屋付近).jpg 20080624雲取山小雲取付近から眺めたヘリポートの様子.jpg 20080624雲取山小雲取付近の雑木林(大).jpg
その後はまき道と分岐しているのに、山の方に向かって、そののぼりのきつさに後から後悔しちゃったり、2、3個険しい勾配を登って、へろへろしつつも、やっと雲取山避難小屋が見える位置までやってきました。
歩き始めて5時間。後半、予定時間よりもペースダウンしつつもようやっと山頂が近づいている。あと少しでゴールか…そんな思いで力を振り絞るように前へと進みます。
20080624雲取山小雲取山付近のきつい勾配_第2弾.jpg 20080624雲取山雲取山避難小屋が見えてきた。.jpg
短そうで長く感じる勾配を登り終えてやっと山頂…やれやれ…やぁーっと山頂かぁ…やはり5時間の登り…特に最後の方はしんどかったなぁ…
山頂付近では、普段の行いがアレなんで煙ってきて、もやだらけになってしまいました…
20080624雲取山雲取山看板(埼玉県)_その2.jpg
今日はこれでおしまい。…じゃあなかった。帰りもあるんでした
時間はずっと気にしていてチラチラ見てたので、よく知ってるのですが、12:40。13:00には山頂から降りないと16:58のバスの時刻に到底間に合いそうにない。次のバスは2時間後…ということでさっさとご飯を頂くことにしました。
が…問題が2つ…山頂の場所、むっちゃ臭いっす。ナニかなぁと思ったら山頂の下に見えるトイレ。これが原因でした。もう一つはこのトイレも後押ししていると思うのですが、ハエ。メマトイという種類のハエが大量に居まして、ええぃ!これはとてもご飯どころではない!ということで、山頂での撮影もそこそこに、登頂の感慨もへったくれもないままに下山を始めます。

下山の途中で高山植物なのか、そうじゃないのか良く判らない植物に出くわし、写真を撮ります。
(名前は割愛。です。いつまで経っても下山できそうにない。ので)
20080624雲取山スミレの一種(黄色い花).jpg 20080624雲取山蝋っぽい黄色い花.jpg 20080624雲取山ミヤマコウゾリナっぽい黄色い花.jpg
また先ほど登った急勾配の高台からの景色は素晴らしく、某所とは違った、大きい写真を2枚載せておきます。雑木もなかなかです。
20080624雲取山小雲取近辺の尾根道_その2(大).jpg 20080624雲取山小雲取近辺の尾根道(大).jpg
時間を気にしつつ、さっさと下山に入り、奥多摩小屋まで戻ります。
さすがにココまでくればハエの襲撃もないでしょう。それにいい加減疲労のピークっすよー。と思い、おにぎりを取り出します。
あー。ようやっと昼飯ですよー。しぁーわせー。と思ってる時間もつかの間。時間の制限を意識しながら行動しようと努めます。
水は…補給場所が近くにあるらしいんですが、無駄なエネルギーは極力使いたくない。ここはなるべくのんびり過ごすように意識します。

山頂から1時間。やや遅れ気味のペースの中、ブナ坂の分岐に差し掛かります。ここでまっすぐに歩いていけば、七ツ石山。そしてまき道のような道を歩いていけば、行きと同じ道。さてどうしたものか…
ココでわたしは何を思ったのか、時間がないのを判っていつつも、七ツ石山への進路をとることに決めました。
理由としては、ココで登っておかないと後で後悔する。ということと、まぁたぶん間に合うべぇ。的なあばうとさ。(イイのか、そんなんで…)
もっときっちり時間を見積もればよかったんでしょうが、かなりどんぶり勘定で動いておりました。

ですが、この取った進路が良かったか…といえばわたし的にはびみょ〜な山行となりました。
まず登りが結構、きつい。雲取山の山頂のラストスパート+長さを5倍にしたようなきつさが待ち受けておりました。
当然、疲労も溜まっておりますので、ある程度呼吸を整えるために立ち止まりながらの山行となります。
しかも立ち止まっていると、例のハエが群がってくる始末。ええぃ!こっちは汗かいててしかもつかれとんじゃ!邪魔すんなー!と不機嫌にメマトイを手で払います。
急勾配、長さ、ハエと三重苦の中、まずは足元のくねりみちを着実に歩くしかないな…山頂見るとへこむかな。という気分でなるべく山頂を見ないように登っていきます。
ブナ坂から20分。結構長く感じたすけど、ようやっと七ツ石山に到着。ふぅ…でも時間的に立ち止まっている余裕はない。急ごう。山頂の看板と、ブナ坂辺りから山頂までのながぁーい道をカメラに収めて先に進みます。
20080624雲取山七ツ石山山頂.jpg 20080624雲取山七ツ石山から登ってきた道を眺める(大).jpg
七ツ石山から降りて、あの、行きの美味しかった水を求めて再び七ツ石小屋へ。小屋主がいらっしゃらなかったため、お礼も出来ないままお水を頂き、堂所へ。
しかし……と登山地図を見ながら気づきます。あのぅ…堂所〜七ツ石小屋までの距離が登りだと50分、くだりだと25分……ふつーいくらきっつい登りといっても半分でくだるっておかしくありません?
と登山地図に疑いを持ちながら、とはいうもののその計画で進んでしまった以上、やや小走りに進むわたし。
最後の方はトレイルランニングか?オノレは?的な状態で堂所にガイドと似たようなタイムで到着しました。

ここまでくるとあとは平坦な道。走ってもよさそうなものなので時折走りも見せますが、アキバなどの街中で歩きすぎちゃった時の症状と似たような、足の裏が痛いんじゃ!的な症状が出てきておりました。
登山なのになんとなく敗れ去った感があり、ガッカリなのですが、バスは待っちゃくれません。歩きと走りを織り交ぜながら、小袖乗越に到着。なんとか45分の時間を確保しました。
20080624雲取山小袖乗越あたりからの景色.jpg
ここでアスファルト…痛い足には涙目な状態なのですが、周りの景色や草花で気を紛らわせつつ、若干、急ぎ足でバス停に向かいます。
そして16:50。なんとか無事にバス停に辿り着くことが出来ました。まにあったぁ〜…
登山地図のタイム(特にくだり)は当てにならんし、もし堂所あたりからトレイルランニングを展開してなかったらヤバかったなぁ…と思いながらバス停にベンチにどっかと腰をおいていたところ、相変わらず帰り道から顔にまとわりついててうるさかったメマトイが…
完全に退治するかなぁ〜と思って、目の前にきたメマトイを叩こうとしたところ…
   『ぐしゃあ!』
イヤな音と感触が自分の手を伝わり脳へと伝達されます…
……叩いたのはメマトイではなくて、自分の眼鏡のフレームでした…げぇ〜
幸いだったのは、レンズがそのままポロンと取れていたこと(紐で釣るタイプだったので取れやすくなっていたらしい)、それと手や顔などにまったくダメージが来なかったこと。でした。
(不幸中の幸いでした…)

仕方がないので、ひしゃげたフレームと2つの取れたレンズを大事に持ち帰って、"次回こそは絶対に虫対策、ならびに一泊二日じゃないと行かない!"とココロに誓いつつ、心身ともにへこみながら(後で懐もへこむわけですが…)、眼鏡のないおぼろけな風景の中、帰途についたのでした…

[山] 樹下の二人…(汗 (不老山)

【登山日】2008年6月14日
【目的地】不老山(924m)
【ルート】駿河小山駅〜富士見橋〜(金時神社経由)〜不老山〜世附峠〜(樹下の二人〜不老の清水〜不老ノ滝経由)〜山口橋〜富士見橋(ふじみセンター)〜駿河小山駅
 (0:10〜2:50〜0:30〜1:40〜0:50〜0:10 計6:10)
 (ガイド(予測)では 0:10〜2:45〜0:40〜1:50〜0:50〜0:10 計6:25) 徒歩標高差630m)
【距離(予測)】1.2km+6.2km+1.2km+8.6km+1.2km=18.4km
【オススメ度】★★★
 (リハビリコース。林道が多いのとアプローチまで長いので特殊な条件がないと行く気には…)
【登山レベル】中級者向け
【天気、気温】晴れ時々曇り、28/18くらい?(最高/最低)
【内容】
山に行くのはいいんですが、山行記録が軽くトラウマになりそうな気配のまぐろです。
うーむ…ホントは尾瀬が先なんですが、疲労やだらけの影響でこっちが先になってしまいました
(尾瀬のは写真と植物をマッピングさせる作業がある…と思うとこれまた軽くへこむ訳ですが…orz)

先週の尾瀬から1週間…なーんか休みがないような状況で今回の山行となりました。ホントだったらだらけてお休み…といきたい所ですが、土曜日の方が天気がイイ、そして旬のモノを逃したくない。ということで、ついつい足が山に向いてしまいました。
今回の場所は不老山。自宅からですと電車で最寄駅まで2時間半…と随分と距離が長くなります。
さすがにこれ以上のアプローチ時間(バスは別)だとちょっとしんどいわ…という限界点かと思います。
今回の山行は富士山目的…という訳ではありませんでしたので、朝5時起床。軽く朝食を済ませた後、昼食等を調達しに近くの24時間スーパー(あるんですね、これが)に出向きました。
ザックを背負ったカッコで、毎度同じ店に入ると覚えられていくようで、ベテランの店員さんに清算の時に"山ですか?いい趣味ですね"と声を掛けられる始末…orz ま、いんですが…確かにイイ趣味ですんで…

さてここから南武線、小田急と乗り継いで、松田駅からまたJR。今度はJR東海のためPASMOが使えず久々に現金で切符を購入。8:30頃に無事目的地に到着。ふぅ…長かった…。
めたぼくんも同じ電車に乗っていたようで、そこから出発。めたぼくんの出で立ちといえばすっかりトレイルランナー風でやる気満々な様子。それもそのはず。彼は3週間ぶりの山行で体力が有り余っているとのこと……えーと参りますか

前回の山行([山] トレーニング山行(弘法山、権現山、高取山、浅間山)(登山日:5/18))時に軽く(?)道迷いをして2時間ほどロスったためか、その教訓を生かして、今回のめたぼくんはひと味違いました。
ちゃんと山域の地図を購入し、わたしが検討したルートも調べた模様。ヨシヨシ、狙い通り。とよからぬことを考えながら、まずは富士見橋まで足を運びます。程なくして橋に到着すると、そこにはでかい富士山が見えました。
さすがに駿河小山…静岡県まで足を延ばすと、富士山がでかく見えます。が、なーんか物足りない感がありました。まずは雪。雪の残り具合が気に食わないです。
次に空の様子。澄み切っていない。最後に形。秀麗富士十二景(大月市)から見たのとはまるで違う。なんとなく釈然としないものの、とりあえず一枚写真を撮ります。
(カメラのせいか、みょうにのっぺりしてます。>写真)
20080615不老山富士見橋からの富士山.jpg
ここからアスファルトの道を15分ほど歩いて金時神社に到着。
ココは坂田金時(いわゆる金太郎ですな)の生誕の地。と書いてある看板、そして目があやしいくま、でかいマサカリの3点セットがおいてありました。
20080615不老山金時神社(生誕の地).jpg 20080615不老山金時神社(ちょっと目があやしいクマ).jpg 20080615不老山金時神社2(でかいマサカリ).jpg
でかいマサカリは担げればその背負っている姿をカメラに収めてやろうと思ったのですが、でかすぎて無理な様子。仕方がないので近くにあるトイレで用を済ませて先に進みます。
登り始めはゆるやかな階段道。白い花が道端に咲いてて鮮やかな感じです。次になだらかな道へと変化します。
20080615不老山ゆるやかな階段の登山道(金時神社〜).jpg 20080615不老山ナゾの白い植物.jpg 20080615不老山芝がなだらか….jpg
駿河小山駅から歩き始めて約一時間。すれ違うヒトといえば近所のおじさんが一人だけ。そういえばさっき通りすぎた時、おじさんに"不老山?あそこは何にもないよー"と言われて軽くへこんだっけ…
それにしても…ここまでの歩きっぷりから判断すると自分の今日の調子は65%程度。半分くらいのチカラで歩いてる気がしました。
うー…これはスタミナを温存しないと後半えらいことになってしまう。そう予感しながら1時間スパンでのピッチを考えておりました。
さらに先に行くと林道が見えてきます。林道からは左手にでかい富士山が見える箇所がところどころにあり、ここからの景色の方がまだ富士見橋から撮影したものより、景色がイイのですが、さすがにこう雲があっちゃなぁ…といった感じでした。
20080615不老山林道っぽい道(いや林道か…).jpg 20080615不老山登山途中での富士山.jpg
さらにココにはいろんな花があって、それに引き寄せられているせいか、蝶の種類も豊富なようでした。
蝶はモンシロチョウ、キタテハ、ジャノメ、クロアゲハ…っぽいのですが、下に白い斑点がある蝶、薄い水色と灰色の混じった蝶…などなど、かなり豊富です。(撮影はできませんでした…)日差しもますます首筋に暑く照りつけてきます。
相変わらず花の名前には疎いのですが、中央がサワギクの仲間ではないかと思っております。
20080615不老山紫色の花.jpg 20080615不老山黄色い花(ニンジンのような葉).jpg 20080615不老山黄色い花(花びらがはっきりしている).jpg
さてここから約1時間は林道と格闘します。やや単調な、でもリハビリにはもってこいな感じがしますが、紫外線との戦いもあって暑さのため体力を消耗していきます。
先行しているめたぼくんに、"1時間経ったら休憩ね"と伝えて、休憩を入れてもらうようにお願いしました。
うーむ…今の体力だとめたぼくんの方が自分よりあるやもしれん…そんな風に考えておりました。

一時間が経過するとようやっと林道に終わりを告げ、登山道が帰ってきました。林道ですと足が痛くなったりするのですが、なぜか登山道だと足が痛くならないようです(登山靴のせいか…)
前回、神レベルのおばちゃんの歩みを間近で見ていたので、それにならってそれらしく歩いていきます。
20080615不老山いよいよ山道の登場.jpg 20080615不老山土道系の山道.jpg
うむぅ…ようやっと息が切れずに登りの道をなんとなくこなすことが出来てきたかなぁ…と思った矢先、急に前からケモノが飛び出してきました。
"うわっ!"
思わず声を上げてしまいましたが、よく見るとシーズーのような、そんな感じの小型犬でした。犬の方はといいますと、わたしの声にびっくりしたためか、若干後ろにのけぞっておりました。
そのうしろから飼い主と思しきヒトが現われ、謝っておられましたが…ケモノにロープはなし…うーん…やはりケモノ系は山につれてくんな!とさらにその思いを強くする一場面でした。

そんなことをやっているうち、山頂に近づいてきました。
山頂付近には今回の目的であった、サンショウバラが咲いておりました。このために今回は長旅を強いた。といっても過言ではありません。
バラ…というとちょっとイメージが違うかもですが、葉を見るとしっかりバラだったりします
20080615不老山サンショウバラ(全体像).jpg 20080615不老山サンショウバラ(近影)_その2.jpg 20080615不老山サンショウバラ(近影).jpg
不老山の南峰に到着すると雲が掛かった富士山が見えました。あと2,3分先の山頂を目指しますと、世附峠から来た一団(5〜6名)が息を切らしてやってきました。帰りのルートで世附峠方面のサンショウバラを見るかどうか決めたいと思っていたので、声を掛けてみますとどうやら世附峠付近は既に終わってしまった模様。
これはわざわざ悪沢峠まで足を運ぶことはないなと思いつつ、まだサンショウバラを見ていない一団に山頂付近はまだ残っている旨をお伝えするとちょっと元気が戻ったような感じがしました。

程なく山頂に到着して、お昼の支度をします。山頂は雑木で囲まれているため、景色は見えないのですが、その日は日が照り付けていましたので、都合がよく、雑木の日陰を目指して場所を取りました。
自分のビニールシートを展開し、めたぼくんと並んで座ってご飯を頂いていると、お昼時とあって段々とヒトが増えてきました。
なかには一人のおばちゃんの声がでかいグループもあって、"きゅうりの漬物、たべて〜"なんて声も聴こえます。めたぼくんはきゅうり&漬物がキライなので、その匂いにへこんだようです。

お昼をそそくさと終わらせ、帰りの道を歩き始めます。足場は火山灰のような感じでさらっとした感触になっており、登りの時は足を取られると体力消耗するんかなぁ…と考えておりました。
帰り道は世附峠経由で帰る予定でしたので、南峰に向かいますと続々と山頂に向けて団体さんが通り過ぎていきます。さっき食事終わらせて切り上げてよかったなぁ…´Д`
世附峠へのくだりは勾配がやや急で例の火山灰が混じった土でした。
20080615不老山世附峠への火山灰混じりの下り道.jpg
順調に山道を下っていき、30分ほどすると世附峠に到着。世附峠には樹下の二人…なるところが先にあるのですが、サンショウバラが終わったという情報を得ているため、行くつもりはありませんでした。
が、看板を見ると7分(9分?)とあるので、ちょっと行ってみることにしました。
…それにしてもこの看板…登りの時にも気になっていましたが、めちゃめちゃ台詞多いなぁ…("ここはあなたの憩いの広場"て…)しかもみょーにくおりてぃが高い。誰が書いたのでしょう?
20080615不老山世附峠での看板.jpg
草の茂ったゆるやかな道を上り下りすると、展望台のような場所が見えてきました。どうやらココが樹下の二人。という場所のようです。
眺望は非常によく、本日登った不老山や、眼下には街並みや山中湖が見えます。
20080615不老山樹下の二人から見た不老山.jpg 20080615不老山樹下の二人の看板(大).jpg
樹下の二人の名前の由来ですが、看板に拠るとどうやら智恵子抄から取った模様。うーむ…めたぼくんと二人かぁ…それはどうなのよ?と複雑に思いながらさらに看板を読んでると、阿武隈川…あぶくまがわぁ?
いや、あれ福島でしょ。ここから見えないから。と思い、ちゃんと見ると…ああ、それを模して駿河湾なんだ…へ、へぇ…(無理ないかぃ?)
そして読み続けると、この場所、平成3年に勝手に命名…うーん、いいのか?? しかも77歳と82歳が老骨にムチ打って看板を作ったらしい。は、はぁ…
どうやらこの看板を作った主はクイズや詩、絵や歴史なんかを好む方のようで、ちょっとくどい感じはしますが、なかなか粋だなと思いました。今はどうしていらっしゃることやら…とそんなことが頭をよぎりました。
(結構、おもしろいので看板は大きめにしておきました)

さて、看板を満喫(?)後、駅に向けて歩いて行きます。ここからの道はほとんど林道…ですので、足が段々と痛くなっていきます。
途中、不老の清水なるところがありますが、どう見ても飲めるのかあやしそうな雰囲気。ただ看板だけはしっかりみますが…あいっかわらずてきとーなこと書いてるなぁ…と苦笑しながらも、ここはスルーして先を急ぎます。
(看板はまたもや大きめサイズです。)
20080615不老山単調な林道.jpg 20080615不老山不老の清水.jpg
世附峠から約1時間。林道にも飽きて休憩が欲しくなってきたところに不老の滝が登場。少々近づいてマイナスイオン&水に触れてリフレッシュします。
その後、暫くするとアスファルトの道に変化し、のどかな水田風景が目に入ってきます。この時14時過ぎ。ちょうど暑い盛りでして、真夏じゃなくてホントによかったなぁ…やれやれ…と思いながら痛い足をだらだら動かしておりました。
20080615不老山不老ノ滝.jpg 20080615不老山のどかな田園風景.jpg
行き帰りで結構、汗もかいたしなにより足の疲れが蓄積してましたので、めたぼくんと相談して、富士見橋にある、ふじみセンターに向かいました。この施設は小山町で運営している温泉施設でして、2時間300円と非常に安い。せっかくきたことですしここに行くことにしました。
……うーん…極楽…疲れた身体に温泉…いいっすねぇ…
めたぼくんはサウナにもいったようですが、自分は個人的に泡が足に直撃するやつが気に入りまして、暫くそこに居て足の疲れを癒しておりました。
風呂上り…とくればビール。なんですが、果たして町営にビールが売っているのか?と思って隣のテーブルを見るとおばちゃんらがビールを飲んでいる…うーむ施設から出たすぐのところの売店が怪しい…ということで外に出てみると…やはり売ってました
で、ビールと柿ピーを購入してくつろぐめたぼおやぢ達。うーむ…だんだんと帰りたくなくなってきた…´Д`
軽くビールを飲み干してしまったため、もう一本買おうと思って外に出てみると…アレ?店が消えておりました。ぬぅ…この売店は16:00までらしい…
ひっこんだ倉庫に商売道具をしまおうとしているおばちゃんを捕まえてなんとか滑り込みでもう一本のビールを購入。ふー。

動きたくないのはヤマヤマだったのですが、駿河小山からの電車は少ないし、長居しても延長料金が掛かってしまう(安いけど)。ということでほろ酔いな状態で駅に向かいます。
駅でなぜかうなぎパイミニを購入し、帰りの電車では座った瞬間、5,6駅までは目を開けていられない状態でした。
今度は温泉行く時は泊りがけがいいねぇ。という話をし、めたぼくんもいよいよ自分と同じレベル/ラインに立ったのかなぁ…と思いながら、今日も電車に揺られて帰途についておりました。

[雑記] 人生げーむ

わたしが雑記を書くときというのは、大抵はどんよりどよどよか、負のエネルギーに満ち満ちていることが多いのですが、今回は果たしてどうでしょうか…気まぐれに書いているだけなので、本人ですら結末を知りえません´Д`
ちなみにタイトルは自分の好きな、アランパーソンズプロジェクトのアランパーソンズのアルバム名から持ってきました。このタイトルがなんとなくピンときましたので。

○ 最近のわたしの動き
a) 山。
興味ない人にはアレでしょうが、相変わらず山に向かってます。
が、山に向かっていたのは2週間も昔の話。
(めたぼくんとは相変わらずで、"どこにすっかー"談義をしております)
先週は雨のため行く気ナシ。今週は土曜日こそ雨だったモノの本日は午前中は晴れで絶好のハイキング日和だったハズ。ですが見送りました。
理由は2つ。1つはびみょーーーーにですが、身体の調子が若干おかしいこと。
(のどの具合といいますか、風邪の症状を呈している気がしました)
もう一つはこれを引き金にして"次の山行"への影響を抑えたかったから。です。
この、"次の山行"はゼッタイに万全の態勢で臨みたいと思っているものでして、エベレストに登る…訳ではないのですが(当たり前です)、わたしにしては珍しく、2ヶ月前から着手して楽しみにしているモノだったりします。
ある種、この休みで山と休みのバランスの重要性を考えるきっかけになっているのかなと思います。

b) のだめとクラシック
なぜかCSでアニメののだめがやってたので、最初から見たらハマってました´Д`
のだめのドタバタを見る…というよりも、千秋をターゲットとしてその成長を垣間見ている…と言った感じです。
もし単なるドタバタだったら一回目で見るのを止めているところですが、そうはなっていなかったことと、巧く配役が動き回っていることから見続けております。
現在の局面は、これからのだめの成長になるんだろうなぁ…と言ったところで、千秋の成長を見ていた自分としては若干悲しい感じもしております。
# まぁ見てないヒトから見たらどっちでもええわ。だと思いますが。

それとやはり…といいますか、クラシックを久々に聴いております。
軽く影響されるとついその影響されたモノを聴いてしまうのですが、クラシックだからといって、難しい顔をして聴いている訳でもなく、気に入った曲を、だらけて聴いているだけー。です。
(ニナ・ルッツ音楽祭の、ドヴォルザークさんが気に入っております。シュトレーゼマン指揮のAオケ ラフマニノフも良いですね)

○ ゲームについて
このところ怠けてます。>ゲーム
別にやらなければやらなくてイイシロモノですが、先日はマリカWii対戦で負けたのをきっかけにちょっとマリカWiiをやってました。
(対戦前は多分プレイ時間は5時間程度だったかと…)

ゲームについて過去を振り返りますと、昔は……特に20代の頃は異様にゲームに頑張っておりました。
ゲームに本格的にハマった当初は、実家でゲームを買ってもらえなかった反動でその渇きを埋めるかのようにゲームをむさぼっていた気がします。
ただ…20代中盤になると、長時間プレイをしているとプレイ後、むなしさがよぎる自分に気がつき始めました。
なんか…ポッカリと穴があいたような気分。"ナニをやってたんだろう?" 的な気分。
その気分はゲームをやっている間は熱中してますので、その"空虚"を埋める、あるいは忘れることが出来ます。
でも…その空虚を埋める時間が段々と減ってきて、"これでいいのだろうか?"と考え始めます。

確かにゲームは娯楽の一つなので、楽しいです。
ですが、度を越すと楽しくない。あるいは苦痛/麻薬/単なる時間の浪費。と捉えられなくも、ないです。
もっとも、人生そのものが無駄の塊。と言うことも出来るでしょうが、その無駄の塊の中で、"本当にやりたいこと"を見極めて行動した方がより密度が濃いモノになるであろうと思っております。
(ちなみに山ではそのような空虚感はありません。ダウナー系かアッパー系の違いでしょうか…)

そう考えた場合、自分ではどこにウェイトをおいた方が密度の濃いモノになるのか?
山ばかりだとそれはそれでゲームと同じわだちを踏まない…にしても、体力が持ちそうにないし、疲弊してしまいます。
かといってだらけてばかりだと単なる無駄でおわりそうです。
少なくとも今の自分にとっては、新作のシレンは魅力あるものではなく、アイテム集めやシナリオコンプ等も魅力的なものではありません。
"それをやらなきゃ!"という"義務"からではなく、"それがやりたいからやる"という意識が非常に重要なのではないかなぁ…そんな風に考えております。

○ 孤高の人について
読んでからもうすっかり日が経ってしまいましたが、(数ヶ月レベル)、"孤高の人"を読みました。
読んだきっかけはヤ○ジャンに連載されていたこと、昔読んだ新田次郎の他の作品がずっと気になっていたこと、自分が山に登り始めたこと。この3つが絡んで読むきっかけとなりました。
読んでない人のためにレビュはこの後の"続き"で書きます。
(いかんせん、読書感想文は苦手なので…そういう意味でも別の方がええのです)

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